週3日ワークを続ける人ほどマイクロ法人(プライベートカンパニー)が必要な理由

私はかつて、「週5日フル稼働」で働いていました。
収入はそれなりにありましたが、常に消耗していました。
そのときに気づいたのは、こういう事実です。
個人の働き方だけを変えても、人生は楽にならない。
お金の器(法人)まで変えないと、週3日は続かない。
収入を減らさずに、週3日で生きたい…
その問いから、私はマイクロ法人(プライベートカンパニー)にたどり着きました。
基本的に、私はいま「週3日だけ働く」生活をしています。
一見すると、これは単なるワークライフバランスの話に見えるかもしれません。
しかし実態は違います。
この働き方が成り立っているのは、
マイクロ法人(プライベートカンパニー)
という「もう一つの財布」があるためです。
もし私が個人だけで生きていたら…
おそらく週3日は持続していなかったと思います。
本記事では、
・なぜ「労働時間を減らすほど法人が効くのか」
・週3日ワークとマイクロ法人は、どのようにつながっているのか
・私自身がどのように両者を組み合わせているのか
を整理してみたいと思います。
これは単なる節税の話ではありません。
「働き方の設計」と「お金の器の設計」は、表裏一体である
という話です。
① なぜ「週3日ワーク」だけでは続かないのか
「週3日だけ働く」
という言葉は魅力的です。
しかし、ここには構造的な弱点があります。
個人だけで生きている場合、
・収入=自分の労働時間にほぼ直結する
・休めば収入が止まる
・病気・不況・契約終了の影響をダイレクトに受ける
つまり「労働量を減らすほど、リスクは増える」という逆説があります。
多くの人が週3日に踏み出せないのは、怠けているからではありません。
仕組みがないからです。
② 「マイクロ法人」が効く仕組み
この弱点を補うのが、マイクロ法人という器です。
個人だけの世界では、
「働く=稼ぐ」
になります。
しかし法人を持つと、
・働く=収益の「種まき」
・法人=収益を「育てる畑」
という関係に変わります。
私の場合、
・個人:週3日の労働収入
・法人:不動産賃貸・法人保険・経費最適化・制度活用によるキャッシュフロー
という二層構造になっています。
結果として、
・個人の労働を減らしても
・家計全体の安定はむしろ高まった
というのが実感です。
③ なぜ時間を減らすほど、法人が重要になるのか
ここをシンプルに整理します。
理由1:週3日だと収入が不安定になる理由
個人は税引後に支出します。
法人は税引前に支出できます。
週3日にすると収入は減りがちですが、法人側で必要支出を処理できれば、手取りの目減りを緩和することが可能です。
例として、
・社宅制度
・出張旅費規定
・社用車・通信費・法人保険などの最適化
などが効いてきます。
理由2:法人がバッファになる理由
週3日は、月によって収入がぶれやすい働き方です。
しかし、
・個人=変動収入
・法人=安定資金のプール
にしておくと、生活の安定度が増します。
私の場合、
「今月は個人収入が少ないな」
と感じても、焦りは小さいです。
なぜなら、法人というバッファがあるからです。
理由3:心理的安定のメカニズム
個人だけだと、
「もっと働かないとまずい。」
という心理圧が常にあります。
しかし法人があると、
「今月は個人を軽めにして、法人の設計を整えよう。」
という選択ができます。
結果として、
週3日という働き方が「逃げ」ではなく「戦略」になります。
④ 私の「週3日×法人」の実践モデル
私は、週3日は本業として、コンサルの仕事をしています。
ただ、残りの2日の平日は、法人の資産管理・制度運用・長期設計などに時間を使っています。
法人という「見えない仕事」を育てているのです。
決算書を見ます。
キャッシュフローを整えます。
次の投資を考えます。
金融機関や不動産会社を訪問します。
これは労働ではありませんが、確実に私の人生の安全度を高めています。
⑤週3日ワークとマイクロ法人の「関係図」
私は週3日ワークの記事でこう書きました。
「仕事量を減らしても回る設計をつくる」
マイクロ法人は、その設計の中核です。
つまり、
・週3日ワーク=表の生き方
・マイクロ法人=裏の土台
両者はセットなのです。
どちらか片方だけでは弱いと感じています。
⑥ これから始めたい人の3ステップ
最後に実用的なステップをまとめます。
ステップ1:財布を分ける
個人と法人(または事業用口座)を分けます。
ステップ2:小さく法人化を検討
いきなり大きくやらなくて大丈夫です。
まずは顧問税理士に相談するところから始めてください。
ステップ3:働き方を調整
いきなり週3日ワークは難しくても、
週4日ワークから週3日ワークへの移行も視野に入れてみてください。
まとめ:働き方と法人はセット設計
週3日ワークは「個人の勇気」だけでは続きません。
それを支える「制度の土台」がマイクロ法人だと、私は考えています。
先ほど、私は法人を畑のようなものと例えましたが、実際、私は自分の法人を育てているイメージを持っています。
個人の時間を切り売りして労働するだけではなく、
戦略的に法人という器を育てていく
ということが楽しみで仕方がありません。
私がこのことに気づいたのは40代半ば。
もう少し早めに気づいていたら、人生、もう少し違った景色を眺めることができていたのかもしれません。
















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