セミリタイア/フリーランスの考える未来予想図…仕事・お金・健康

現在、私は52歳のフリーランス(男)です。
大企業向けのコンサルティングを本業として、週に3日程度働き、小さな合同会社を経営しています。
住宅ローンを返済しつつ、妻と一緒に子ども3人を育てています。
今回のテーマは「未来予想図」です。
未来予想図
大谷選手が高校生の頃に書いたとされる曼荼羅図。
コンサル的には、マンダラチャートと呼ばれているものですが、私も20歳くらいの時(1993年頃)に書いてました。
①会社全体を見渡せるコンサルタントを目指す
→コンサルタントになって25年超。現在、コンサルタントは人気職業の代表となり、私の仕事需要も好調です。
②家族とマイホームをもつ
→結婚後、子ども3人を産んで、元気に育っています。残債はありますが、マイホームも購入することができました。
③デジタル化が進むため、ITに強くなる
→早くからUNIXやAppleでパソコン通信に触れ、現在もITコンサルタントとして活動しています。
大谷選手のように、偉大な目標・結果ではありませんが、自身としては、ほぼ実現できていると思っています。
私の好きな言葉であるプロアクティブが活かされた格好となってます。
そして、人生や世の中の動きもだいたい見えてきた現在地。
このタイミングで、もう一度、私自身の未来予想図を描いてみたいと思います。
①仕事面
今や、コンサルタントは、優秀な東大生・京大生のあこがれる人気職業となりました。
ただ、私がコンサルタントになった25年前は「何それ?」といった感じでした。
コンサルタント関連の書籍なども皆無でした。
仕事自体もスマートなイメージはなく、泥臭いものばかりで、若い頃は徹夜の連続でした。
ただ、その頃に身につけたスキルは今でも活用することができており、現在52歳となった私でも、フリーランスとして活動することができています。
私のコンサル人生は、あと10年くらいでしょう。
もちろん、コンサルティングの市場にも浮き沈みはあります。
しかし、現在のところ、人手不足の中、基幹システムの刷新、自動化、AI活用、企業間プラットフォームなど、仕事量は満載で、
”10年後に、コンサルタントという職業が完全になくなること可能性は低い”
と私は思っています。
ひょっとしたら、10年後にはコンサルタントよりも、PEファンドのほうが人気職種になっているかもしれませんが。
コンサルタントは、個人プレイのイメージが強いです。
ただ、私は、今のままのコンサルティングスタイルを続けていくつもりはありません。
可能であれば、気の合う若い仲間たちと一緒に活動し、若手の育成(併走)活動に軸足を移していきたいと思っています。
そして、歳を重ねていく私の仕事量は少しずつ減らしていき、仕事中心の生活から少しずつ脱却していきたいと考えています。
②経済面(お金)
若い世代が高齢者の年金を支える賦課方式。
人口ピラミッドを眺めてみても、現在の賦課方式の年金制度が持続可能でないことは明らかです。
高齢者の急増により、若い世代の負担はますます増えていき、高齢者の年金額が恒久的に増えていくこともないでしょう。
高齢者になってくると、医療費・介護費などの費用増加がボディブローのように効いてきます。
年金だけに頼るライフプラン・フィナンシャルプランでは心許ないと言えるでしょう。
そこで、楽な副業、ゆるい地域活動、不動産賃貸業など、定年後も収入を得る仕組みを作っておくことが重要です。
もしくは、多くの貯金・運用資産を残しておくことがベストなんですが、現在の就職氷河期世代に「お金を増やせ!」というのは酷な話です。
年金だけで生活できない就職氷河期世代が生活保護に流れ込み、財政破綻を招く最悪のシナリオが、最近になって話題となってきました。
就職氷河期への支援が叫ばれてますが、どう考えても、もう手遅れでしょう。
今さら、子どもを産むこともできませんし、リスキリングしても実務経験なしでは雇用も不安定です。
なんとか、上記の「定年後も収入を得る仕組み」を自分自身の手で構築することが重要だと思っています。
そこで、次の「健康面」が、重要な大前提となってくるわけです。
③健康面
少子高齢化の時代が続いています。
この流れは、我々、団塊ジュニア世代が、この世からいなくなるまでは終わらないでしょう。
その後、人口は大きく減りますが、高齢者比率も小さくなっていき、小さな社会として落ち着いていきます。
仕事や結婚、お金の話は20歳の頃に夢は描けても、この健康については、20歳の頃には全くイメージが湧いてませんでした。
自分自身が病気になることも想像つきませんでしたし、親の介護など、全く別の世界の話だと思っていたためです。
ただ、この歳になってくると、まず考えるのが健康寿命です。
「健康を維持することこそ、最大の節約であり、幸せの大前提である」
・健康を維持できたら、医療費を節約することができます
・健康を維持できたら、趣味や旅行など楽しい生活を過ごすことができます
・健康を維持できないと、親の介護(老老介護)などができなくなります
・健康を維持できないと、社会貢献として、適度な仕事もできなくなります
・認知症や糖尿病、足腰の筋肉が弱ってきたら、生活に大きな制約が生じます
数十年後、このまま進めば、病気や体力不足などで寝たきりになっている高齢者が急増する可能性が高いと、私は思っています。
そうなってくると医療・看護・介護は破綻します。
そうならないために、自分自身が健康である期間をできるだけ長く、健康寿命を常に意識しておきたいです。
ようは若い時期からの「予防」が重要だということです。
体力や健康は一朝一夕につくものではありません。
まだ動ける40代50代60代の頃から、健康維持・体力維持の継続的な活動には力を入れていきたいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
そして、あなた自身の思い描く未来予想図はどのようなものでしょうか?
この先、どのような未来が待ち受けているのか、誰にも分かりません。
ただ、数年後か数十年後、私が元気に生きていれば、この記事も必ず振り返りの対象としたいと思います。
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