大阪で乗降客数が少ない駅ランキング…平成27年データの全駅まとめ【資料保存版】

※この記事は 平成27年度(2015年度)の乗降客数データ をもとに作成しています。
当時、図書館で調査した資料をまとめたもので、現在の順位とは異なる場合があります。
ただ、大阪の鉄道網が「当時どのように利用されていたか」を知るうえで、
歴史的資料として価値があるため、あえて当時のデータをそのまま掲載しています。
大阪の鉄道は「私鉄王国」
大阪府の鉄道は、JR、大阪市営地下鉄の他にも、
・阪急
・阪神
・京阪
・近鉄
・南海
と私鉄がひしめいています。
まさに、私鉄王国です。
一般的には「乗降客数の多い駅ランキング」が注目されますが、今回はあえて逆の視点でいきたいと思います。
「大阪の乗降客数の少ない駅」
に焦点を当ててみました。
大阪の鉄道利用の裏側が見えてくる、ちょっとマニアックな企画です。
大阪の乗降客数の少ない駅ランキング(平成27年度)
※各社資料の「1日平均乗降客数」より作成。
※大阪府に属する駅のみ掲載。
【JR】乗降客数が少ない駅ベスト3(路線別)
●大阪環状線
1)今宮:4483人
2)芦原橋:5441人
3)大阪城公園:11537人
●おおさか東線
1)新加美:2102人
2)長瀬:3101人
3)俊徳道:3901人
●学研都市線
1)藤阪駅:3322人
2)東寝屋川:4622人
3)津田:5475人
●東西線
1)大阪城北詰:4311人
2)加島:8570人
3)新福島:9368人
●阪和線・支線
1)山中渓:186人
2)長滝:917人
3)東佐野:1359人
●桜島線
1)桜島:10826人
2)安治川口:12248人
3)ユニバーサルシティ:29135人
●関西空港線
1)りんくうタウン:2988人
2)日根野:8466人
3)関西空港:12617人
●関西本線
1)河内堅上:423人
2)今宮:4483人
3)高井田:4686人
【大阪メトロ】乗降客数が少ない駅ベスト3(路線別)
●御堂筋線
1)新金岡:20926人
2)西田辺:22228人
3)昭和町:24282人
●谷町線
1)田辺:8646人
2)文の里:10935人
3)長原:11082人
●四ツ橋線
1)花園町:15227人
2)岸里:15537人
3)玉出:19763人
●南港ポートタウン線
1)フェリーターミナル:3438人
2)南港東:4438人
3)南港口:4716人
●中央線
1)高井田:16157人
2)長田:19297人
3)朝潮橋:20368人
●千日前線
1)小路:7767人
2)玉川:9799人
3)南巽:11495人
●堺筋線
1)扇町:15331人
2)恵美須町:19744人
3)長堀橋:49346人
●長堀鶴見緑地線
1)鶴見緑地:9959人
2)門真南:10788人
3)松屋町:10846人
●今里筋線
1)清水:5439人
2)関目成育:6257人
3)井高野:6783人
【私鉄系】阪急・阪神・京阪・近鉄・南海ほか(路線別)
●神戸線
1)中津:6657人
2)神崎川:17401人
3)十三駅:67039人
●京都線
1)崇禅寺:5980人
2)水無瀬:10530人
3)上牧:10765人
●宝塚線
1)岡町:18478人
2)曽根:23243人
3)服部天神:23889人
●箕面線
1)牧落:8554人
2)桜井:11206人
3)箕面:18628人
●千里線
1)柴島:4562人
2)下新庄:8791人
3)豊津:13806人
●伊丹線
1)新伊丹:7392人
2)稲野:8138人
3)伊丹:22593人
●京阪本線
1)土居:5907人
2)滝井:7389人
3)千林:8685人
●中之島線
1)なにわ橋:2539人
2)大江橋:6003人
3)中之島:8871人
●交野線
1)私市:2976人
2)星ヶ丘:5194人
3)宮之阪:5750人
●本線
1)淀川:5188人
2)福島:10908人
3)姫島:12922人
●なんば線
1)桜川:4532人
2)伝法:7617人
3)千鳥橋:8029人
●大阪線・なんば線
1)安堂:2217人
2)法善寺:3790人
3)堅下:3799人
●奈良線
1)額田:3535人
2)枚岡:5168人
3)石切:9313人
●けいはんな線
1)荒本:14945人
2)吉田:15150人
3)新石切:18030人
●南大阪線
1)駒ヶ谷:1793人
2)河堀口:3192人
3)今川:4391人
●本線
1)孝子:138人
2)今宮戎:1394人
3)萩之茶屋:1571人
●高野線
1)千早口:286人
2)天見:411人
3)美加の台:4265人
●汐見橋線
1)木津川:113人
2)芦原町:181人
3)西天下茶屋:282人
●多奈川線
1)深日町:595人
2)多奈川:726人
3)深日港:734人
●北大阪急行
1)緑地公園:32885人
2)桃山台:37706人
3)千里中央:90866人
●水間鉄道
1)近義の里:247人
2)貝塚市役所前:258人
3)三ヶ山口:270人
●大阪モノレール
1)沢良宜:3278人
2)摂津:5075人
3)宇野辺:7097人
●彩都線
1)公園東口:1954人
2)豊川:3076人
3)阪大病院前:7253人
●泉北高速鉄道
1)栂・美木多:20752人
2)深井:25162人
3)光明池:31287人
●阪堺線
1)今池:60人
2)北天下茶屋:84人
3)東玉出:105人
●上町線
1)神ノ木:532人
2)松虫:1074人
3)帝塚山四丁目:1133人
●能勢電鉄
1)妙見口:1132人
2)ときわ台:2428人
3)光風台:3768人
全路線から抽出した「大阪の乗降客数の少ない駅ベスト5」
以上のデータをもって、大阪の乗降客数の少ない駅のベスト5を抽出してみました。
第1位:今池駅(阪堺線):60人
第2位:北天下茶屋駅(阪堺線):84人
第3位:東玉出駅(阪堺線):105人
第4位:木津川駅(汐見橋線):113人
第5位:芦原町(汐見橋線):181人
ランキングから見える大阪鉄道の裏側
このランキングから、いくつかの傾向が見えてきます。
①阪堺線の利用者数が非常に少ない
上位3駅が阪堺線で占められています。
路面電車という特性もあり、地域密着度は高い反面、利用者は限定的なのでしょう。
②山間部・郊外の駅は利用者が少ない
例えば、JR阪和線の「山中渓」。
自然豊かな立地のため、利用者が極端に少ない一方、ハイキング客には人気があります。
③乗り換えメリットが少ない駅は総じて利用が伸びない
汐見橋線や河内堅上などが典型例です。
都市部でも地味な駅が多いのは大阪らしい特徴と言えます。
さいごに:薄いデータで終わらせないために
平成27年度のデータなので、現在とは順位が大きく変わっていると思います。
しかし、あえて古いデータを残すことで、
・当時の交通事情
・鉄道路線の勢い
・利用者の推移
を振り返る「資料的価値」が生まれます。
大阪の公共交通網は、全国でも屈指の複雑さと多様性があります。
こうした裏ランキングを見ると、都市の別の顔も見えてきて面白いものですね。
今後、最新データを入手できる機会があれば、またアップデートしたいと思います。
















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