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40年後も忘れられない、小学生時代のありえない発言

2025年10月4日家計・生活

今から40年以上前。

私が小学生だった頃の話。

私のクラスでは、いじめが横行していました。

いじめられていた子(ここでは、A君とします)は、病気がちのおとなしい子でした。

いじめっ子は、2、3人のボス格を筆頭に、クラスの5割くらいが便乗してA君をいじめてました。

黒板消しで顔をたたいたり、プロレス技をかけたり、水筒におしっこを入れたり…。

現在の社会では考えられないような出来事が普通に起こっていました。

正義感と言えるほどのものではありませんでしたが、A君がかわいそうだと感じた私は、A君の味方をしました。

おとなしいA君に代わって、仲裁したり、先生に報告したり。

その結果、私もいじめっ子グループから、目をつけられる存在になりました。

ただ、私は先生を味方につけていましたので、いじめはそれ以上拡大はしませんでした。

結果、A君へのいじめも減り、私も大きなダメージを受けることなく、いじめは次第に収束していきました…。

 

数ヶ月が経ちました。

教頭先生や担任の先生は、

「いじめはあってはならない。もし、いじめを見つけたら勇気を持って止めましょう。」

そのことを実践できた生徒として、なんと私が特別表彰されることになったのです。

当たり前のことをしただけでしたので、当時の私には、表彰の意味がよく分かりませんでした。

クラス会で、特別表彰の賞状を渡されました。

すると、担任の先生が

「ひとこと、ありますか?」

私に尋ねました。

このとき、私の頭の中には、突然なぜか2択の選択肢が浮かびました。

①集団でいじめられているA君がかわいそうでした。だから自然と止めにはいりました。

②ぼくが先生にほめられるために、A君を助けました。

どちらのコメントが正解なのかは、明らかです。

ただ、当時の私の思考回路は、どうかしていたのでしょうか。

一瞬のことですが、かなり悩みました。

私の正直な気持ちとしては、確実に①でした。

ただ、特別表彰されるということは、何か裏があるのではないか。

ひょっとしたら、②が模範回答なのではないか。

幼き頃の私の弱い読解力では、よく分からないままパニックとなり…

熟考した後、私の出したコメントは…

「②ぼくが先生にほめられるために、A君を助けました!」

・・・・・。

クラス全体が冷たい空気に包まれたのを感じました。

そして、何よりも担任の先生の目が笑っていなかったことは、いまだに鮮明に覚えています。

「え、そうなの?」

先生は一度だけ聞き返してくれました。

ただ、当時の私には、前言撤回するテクニックも、意見を修正するテクニックも持ち合わせていませんでした。

私は

「はい、そうです。」

と堂々と返しました。

私は特別表彰をいただきました。

ただ、その日から、私は担任の先生と、なんとなく気まずい関係になりました

いじめっ子達とも、A君とも、なんとなく距離感を感じながら過ごすようになりました

私は、なぜ、あのような意味不明な回答をしたのか、今でも分かりません。

慣れない表彰をされたから、パニックになってしまったのでしょうか。

素直に、①の選択肢が頭の中にはあったはずなのに…。

後悔でいっぱいです。

 

そして、私は小学校を卒業しました。

卒業後まもなく、転校していったA君は、病気で亡くなったそうです。

当時の担任の先生も、数年前に既に他界されていることを知りました。

なんとも言えない気まずさを残したまま、私の思い出は幕を閉じました。

今更、彼らと会えたとしても何を話していいのか分かりません。

もう時間は戻って来ません。

寂しい限りです。

ただ、40年経った今でも、もし機会があったなら…

彼らとゆっくりとお酒を飲み交わしてみたいと思ってます。

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Posted by かずきび47