自然災害に強い家計の作り方:地震・台風・猛暑・大雨に備えるお金の防災術【令和版】

はじめに:令和は「災害の常時発生時代」
近年、日本では地震・台風・豪雨・猛暑など、自然災害がほぼ毎年のように発生しています。
・2024年、能登半島地震
・2023年、2024年:線状降水帯による大規模水害
・過去数年連続での40度超えの猛暑
・毎年のように大型化する台風
2018年は災害が連続する「異常な年」でしたが、今思えば、2018年が
「令和の災害時代」
の入り口だったようにも感じます。
この記事では、こうした災害に対して、
「お金の面で何を備えておけば良いのか」
を解説していきたいと思います。
自然災害の種類は変わった:「地震・豪雨・猛暑・台風」の4大リスク
昔は、
「地震・雷・火事・おやじ(台風)」
と言われましたが、現在の日本で現実的に怖いのは次の4つです。
・地震(前触れなく発生/二次災害が大きい)
・ゲリラ豪雨・線状降水帯(水害・土砂災害)
・猛暑・熱中症(毎年のように40度)
・台風(巨大化・強風災害)
どれも、防ぎきれない一面はありますが、お金の備えだけでも整えておけば、災害後の生活破綻を防ぐことができます。
①地震に備えるお金の話:地震保険は「生活再建の保険」
地震は4大リスクの中で「予測不能」
台風や豪雨は気象予報がありますが、地震だけはまったく予告なく発生します。
さらに、
・火災
・家屋倒壊
・津波
・土砂崩れ
といった二次災害も同時に発生する可能性があります。
地震保険は「完全復旧の保険」ではない
地震保険は火災保険のオプションで加入します。
ただし補償は、
・火災保険の半額が上限
・家を全額建て直せる保険ではない
という点に注意が必要です。
地震保険は「生活を立て直す資金」
・家具の買い替え
・仮住まいの確保
・必要最低限の修繕
こういった「最初の一歩」を支援してくれる保険だと考えましょう。
②ゲリラ豪雨・線状降水帯:火災保険の「水災」で守る
水害は「今もっとも身近な災害」
線状降水帯、ゲリラ豪雨…
ここ数年で、全国どこでも水害が起こり得る時代になりました。
ここで味方になるのが、火災保険の水災オプションです。
火災保険でカバーできること
火災保険は「火事だけの保険」ではありません。
実は、
・洪水
・川の氾濫
・床上浸水
・大雨による土砂崩れ
これらの被害も水災オプションで補償されます。
水災オプションの典型的な要件
・床上浸水であること
・損害額が一定割合を超えること(例:30%)
保険証書でしっかりと確認しておきましょう。
写真を残す習慣が「保険金請求の最強ツール」
災害前の家・家具の写真を残しておくと、被害を比較できるので、保険金の請求がスムーズです。
③猛暑・熱中症:保険ではなく「事前の知識」が最大の防御
熱中症は傷害保険でカバーされないことが多い
意外ですが、
・熱中症は「病気扱い」
・傷害保険の対象外になることが多い
という罠があります。
最近は「熱中症特約」が増えてきましたが、基本は以下の行動でほとんど防ぐことができます。
・エアコンを我慢しない
・水分・塩分補給
・日中の屋外活動を避ける
④台風・強風被害:こちらも火災保険の「風災」で対応
台風=火災保険で守れる
台風・竜巻・強風被害は、すべて風災のカテゴリーです。
・瓦が飛ぶ
・窓ガラスが割れる
・ベランダが壊れる
これらは風災オプションで補償されます。
さらに重要「個人賠償責任保険」
自分の家の瓦が飛んで、隣家の窓を壊した場合…
これは火災保険では補償されません。
「個人賠償責任保険(月数百円で加入可能)」
これが必須です。
まとめ:火災保険は「火事の保険」ではなく「総合災害保険」
自然災害は避けられませんが、お金の備えはできます。
・地震 → 地震保険
・水害 → 火災保険の水災
・強風 → 火災保険の風災
・熱中症 → 特約+日常の工夫
・他人への損害 → 個人賠償責任保険
災害が増えた今こそ、
「あなたの火災保険に水災・風災オプションがついているか?」
まずは今日すぐに確認してみるといいと思います。
準備しておくほど、災害後の生活再建スピードは全く異なってくると思います。














