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傷病手当金だけでは復職できない? 休職から社会復帰までに潜む「最大の落とし穴」と実体験の対処法

2018年5月5日健康

会社員がケガや病気で働けなくなったとき、最も頼りになる制度が傷病手当金です。

給料の約3分の2が、最長1年6ヶ月も支給される…。

生活の基盤となる、極めて強力なセーフティネットです。

しかし、制度そのものの説明はあちこちで見つかるのに、

「傷病手当金をもらい終えて、どうやって復職までつなぐか?」

この出口戦略については、驚くほど情報がありません。

私自身もここで非常に苦労しました。

そして、実際に経験して初めて分かったのは、

最大の落とし穴は、復職ではなく「リハビリ期間」にある

ということでした。

傷病手当金は「働けるようになった瞬間に」止まる

傷病手当金には明確なルールがあります。

それは、

「労務可能になると支給がストップする」

ということです。

この「労務可能」の解釈が非常にグレーで、実態と制度がズレているのです。

私が複数の健康保険組合に問い合わせたところ、

・週1回の勤務でもアウト
・数時間のアルバイトでもアウト
・医師が「リハビリ」と判断しても止まるケース多数

という回答でした。

例えば、5月末で療養を終え、6〜7月で週1勤務などのリハビリをしながら体を慣らした上で、8月にフル稼働に戻す。

これが人として自然な回復ステップなのに、制度が追随していないのです。

リハビリ途上で働いた瞬間、6月も7月も傷病手当金はゼロとなるのです。

ここに、大きな「生活費の谷」が発生することになります。

復職まで2ヶ月必要でも、制度は一切考慮してくれない

どんな病気やケガでも、いきなりフルタイム復帰できる人は少ないでしょう。

私も例外ではありませんでした。

・会社の近くまで行ってみる
・午前中だけ勤務してみる
・週1日から様子を見る

こういった段階を踏むのが自然です。

しかし、制度の世界では、

「働ける=完全復職できる」

とみなされがちで、リハビリのために一度でも労務すれば、その月は無支給となるのです。

この落差が、想像以上に生活を圧迫しました。

では、このリハビリ期間をどう乗り切るのか?

対処法としては次の2つがあります。

①障害年金の活用

障害年金は「労務に制限があるか」を基準に判断されます。

週1日勤務していても、アルバイトをしていても受給が続く点が特徴です。

傷病手当金の終了が近づいてきたら、

「障害年金への切り替えを早めに検討」

すべき理由がここにあります。

支給額は認定される級によって異なりますが、生活の安定には大きく貢献することでしょう。

なお、傷病手当金との併給は調整され、重複受給はできません。

②失業手当との組み合わせ

無職の状態で傷病手当金を受給している場合、多くの方は失業手当の「延長手続き」をしているはずです。

その場合、療養が終わった後は、失業手当をもらいながらリハビリ勤務が可能です。

障害年金の受給が認められていれば、失業手当+障害年金の組み合わせも成立します。

これは、生活費の穴を埋める非常に有効な方法です。

まとめ:傷病手当金は「もらうこと」よりも「出口を知ること」が重要

傷病手当金の本当の難しさは、制度そのものではなく、復職までの「つなぎ期間」にあります。

・一度働けば支給はストップ
・リハビリ勤務は制度上ほぼ認められない
・生活費の谷が2ヶ月以上生じる可能性
・障害年金・失業手当との連携が必須

私は実体験として、この「谷」に苦しみました。

だからこそ、同じ悩みを抱えている方には、早めの情報収集と準備を強くおすすめしたいと思います。

制度のグレーな部分も多いため、不安があれば遠慮なく相談してください。

経験者として、できる限り、お答えさせていただこうと思っています。

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Posted by かずきび47