北部は勝ち、南部は負け?大阪から考える経済・教育・ビジネス・政治の格差構造

大阪府の北部(吹田・豊中・箕面など)は、新幹線・空港など、交通や商業施設が充実し、人口や経済も増加しています。
一方、南部(泉州地域など)は人口減少が続き、高校の定員割れも目立ちます。
この差は単なる偶然ではなく、教育・ビジネス・政治といった社会のあちこちで「勝ち組」に有利な構造が連鎖していることを示しています。
私自身、大阪の北部にも南部にも暮らした経験があります。
泉北ニュータウン出身なので南部には愛着がありますが、生活やビジネスの便利さを考えると北部の優位性は否めません。
今回は、高校野球や企業、株式、政治の世界まで例を広げながら、ゆるやかに広がる格差の構造を、自分の視点で整理してみたいと思います。
高校野球に見る勝ち組構造
大阪桐蔭などの強豪高校は、全国から優秀な生徒を集め、甲子園やプロ野球進学の環境が整っています。
【プロ野球ドラフト指名選手数(過去10年)】
・大阪桐蔭:45人
・平均的地方公立高校:0〜2人
教育環境が勝ち組を固定化する要因になっていることがわかります。
ビジネス構造で見える勝ち負け
大企業の優位性
大企業は内部留保や税制優遇、価格交渉力など構造的に有利です。
・内部留保:大企業全体で約550兆円(2025年時点)
・税制優遇:一部業種で法人税負担20%以下
・円安効果:海外売上増加で利益率向上
中小企業の苦境
中小企業は価格転嫁が難しく、インボイス対応などで負担が増えています。
・価格転嫁困難:原材料高騰を消費者価格に反映しづらい
・インボイス対応負担:経理作業が増え、人的コスト圧迫
・資金繰りの厳しさ:内部留保がほぼなく借入依存度が高い
とにかく、規模が小さいため、キャッシュが枯渇しやすく、資金繰りに常に気を遣っていなければなりません。
私自身、大企業も中小企業もいずれも経験しましたが、この差は肌身に感じています。
株式市場と富裕層の優位性
株式や投資信託は、元手が多い人ほど有利です。
・富裕層(金融資産1億円以上)保有比率:約60%
・一般層(金融資産1000万円以下)保有比率:約15%
小規模資産ではリスク許容度も低く、複利効果を活かしにくい構造になっています。
私は、株式投資も不動産投資も行っていますが、いずれも規模が大きくなればなるほど、打ち手の幅が広がっていき、勝てるような気がしています。
選挙の世界でも同じ構造
政治の世界もまた、勝ち組と不利組の構造が顕著です。
自民党などの大政党は莫大な広告費を投じ、知名度や組織力で圧倒的に有利です。
一方で、小さな政党や新人候補は、資金や露出の制約が大きく、そもそも土俵が異なります。
・大政党お選挙広告費例:数十億円規模(全国規模)
・小政党・無名候補:数百万円〜数千万円規模
このため、政策の内容や能力以前に「構造上勝ちにくい」という現実になっています。
政治の世界でも格差構造が固定化されているのです。
ゆるやかな格差の連鎖と個人の視点
教育、ビジネス、金融、政治を見比べてみると、
勝ち組に有利な構造が社会全体に共通している
ことがわかります。
私自身は、この現実を「ただ嘆く」のではなく、自分にできることを見極めて動くことが大事だと感じています。
・北部だから勝ちやすい
・大企業だから儲かる
・無名候補だから勝ちにくい
…ではなく、自分なりの居場所や行動を考え、柔軟に動くことが長期的な生存戦略になります。
ちなみに、私の場合、大きな会社を辞めて、現在はフリーランスとして活動しています。
先ほどの例で言えば、立場の弱い側にいるわけです。
ただ、それを十分承知しているがゆえに、
マイクロ法人(プライベートカンパニー)
という小さな法人を立ち上げ、収入・健康・セーフティネットなど、身の回りを最適化しているのです。
あなたも、自分にできることから見極めてみませんか?

















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