努力しても報われない…会社員時代に「心が削られた本当の理由」

気づくまでに20年かかった「働き方の違和感」
現在の私は、フリーランス兼ひとり法人の経営者として、自由度の高い働き方をしています。
しかしその前に、約20年近く、
・努力=正義
・頑張れば何とかなる
・気合いで乗り切れる
と信じて働き続けた会社員時代がありました。
深夜残業、出張続き、休日出勤、徹夜……。
それらを疑うことなくく「当然のこと」として受け入れていたのです。
振り返ると、当時の私は「働き方の正しさ」を疑う発想そのものを持っていなかったと思っています。
気づけなかった「心の摩耗」
振り返れば、あの頃の私は明らかに限界が近づいていました。
・朝、布団から起き上がるのがだるい
・仕事中、頭が真っ白になる瞬間が増える
・休日は寝るだけで終わる
・家族の会話を聞いているはずなのに、内容が入ってこない
今なら分かりますが、どれも「危険信号」でした。
しかし当時の私は…。
「これは甘えだ。自分が弱いだけだ」
そう思い込み、心身の悲鳴を「気合い」で押しつぶしていました。
疲労に気づかないほど疲れていたのです。
夜になるほど忙しくなる…矛盾した働き方
コンサルティング業界の働き方は、特に負荷が大きいものでした。
・日中はクライアント先で打ち合わせ
・自社に戻るのは夕方
・資料作成や内部調整は「ここから」
夕方18時から仕事の本番が始まる、そんな毎日でした。
23時になっても帰れず、オフィスには同じように疲れたメンバーが数人だけ。
その後、遅い夕食を兼ねた飲みが入り、ホテルに着くのは深夜2〜3時。
鏡に映る自分の顔が別人のように見えたのを覚えています。
「俺、何をしてるんだろう…?」
そんな疑問を抱いても、その答えを考える余裕すらありませんでした。
氷河期世代としての「背負わされた不安」
私が会社を辞められなかった理由の一つに、就職氷河期世代ならではの焦りがありました。
・子どもが3人もいる
・住宅ローンも残っている
・転職市場は若者ばかりが優遇される
・氷河期世代にはどこか不公平感が残る
だから、辞めるという選択肢はありませんでした。
「辞めたらすべてが終わる」
そんな思い込みが、自分をさらに追い詰めていきました。
今だから分かる、最大の問題は「働き方の構造」だった
あの頃の私は、自分の人生の舵を完全に会社に預けていました。
・収入
・働く時間
・仕事内容
・心のエネルギー
・将来のプラン
これらすべてを会社に握られていたため、オーバーワークやストレスに気づけなかったのです。
努力ではなく、「働き方の構造」が間違っていたのです。
今ならはっきりそう言えます。
あの頃の自分に伝えたい言葉
もし当時の自分に声をかけられるなら、こんなふうに言いたいと思ってます。
「努力が足りないんじゃない。設計が足りなかっただけなんだよ。」
私は働き続けることだけに必死で「働き方そのものを見直す」という発想を持っていませんでした。
その歪みが、のちの大きな転機…
うつ病、休職、フリーへの転身へとつながっていくのです。
まとめ:苦しかった日々は、未来の土台になった
振り返ると、あの日々は無駄ではありませんでした。
働き方の前提そのものを疑い、
「自分の人生は自分で設計する」
という今の考え方につながっているからです。
これからも少しずつ、人生の設計をどう変えていくかを記事として書いていければと思います。
















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