AirDrop(エアードロップ)トラブル、実は身近…やりがちな設定ミスと防ぎ方

AirDropはとても便利…でも便利さには裏側がある
AirDrop(エアードロップ)。
通称エアドロ。
ご存知の方も多いと思います。
iPhoneやMacで使われているファイル転送の仕組みのことです。
写真・PDF・動画が一瞬で届く魔法の仕組み
写真もPDFも動画も、一瞬で相手の端末へ。
フロッピーディスクやLANケーブルを駆使していた時代を知る私としては、まさに魔法のような仕組みです。
普段のちょっとしたやりとりには欠かせない存在となりつつあります。
急速に広まったからこそ見落とされがちなポイント
ただ、一瞬でデータを送付できるということは、裏を返せば
「一瞬で事故が起きる可能性もある」
ということでもあります。
意外と盲点なのが、この設定まわりのセキュリティに関するリスクです。
AirDropで起きやすい2つのリスク
AirDropには次の3つの受信設定があります。
・受信しない(受信オフ)
・連絡先のみ受信
・全員受信
①もっとも危険な「全員受信」設定
このうち、もっとも危険だと言われているのが「全員受信」です。
公共の場所でこの設定をONにしていると、知らない人から写真を送りつけられたり、怪しいファイルを受け取らされたりする可能性があります。
実際に、電車や商業施設で見知らぬAirDrop攻撃が起きたと言う話もよく聞きます。
②自分が誤送信してしまうリスク
そして、もうひとつのリスクとして、自分サイドの事故が考えられます。
例えば、
「資料作成中の機密なPDFや、仕事のやりとりのメモなど、意図せずに近くの友人の名前が出てきて、そちらに送付してしまう」
ようなケースです。
AirDropは近くにある端末を自動で候補に出してくれるのですが、距離や名前の並び順によってタップミスが起きやすいのです。
特に複数の人が集まっているときには、想定外の相手に間違って送ってしまう可能性がぐっと高まります。
今日からできるAirDropの安全対策
この対策はシンプルです。
・普段は「受信しない」または「連絡先のみ受信」の設定にしておく
・送信前に相手先の名前を入念に確認する(慌てて送付しない)
この2点だけで、ほとんどのリスクは回避できます。
さらに、仕事で機密データを扱う場合は、AirDropを使わずに、暗号化されたクラウドストレージやパスワード付きZIPファイルでの送付のほうが安全だと思います。
便利さと安全性の「ちょうどいい距離感」で使う
便利さの裏に潜む、ほんのちょっとした油断が、取り返しのつかないミスにつながることもあります。
AirDropはあくまで「ちょっとしたやりとり向け」という認識を持ち、設定も見直し、安心して使っていきたいですね。















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