NeXTSTEPという名作OSが消えた理由…それでもMacの中で生き続けている!

本記事を書いているのは2025年。
スマホ、SNSの全盛期時代です。
パソコンはやや存在感が薄れ「もうスマホで十分」と言われることも多くなりました。
ただ、私は明確にスマホ派ではなく、今でもパソコンに軸足を置いています。
そして、そのパソコンの中でも、私はWindows派ではなく、30年来のAppleユーザーです。
ずっとMacを使い続けているわけですが、実は昔、NeXTSTEPというOSを使っていた時期がありました。
今回は、かなりマニアックな話題になりますが、このNeXTSTEPというOSについて振り返ってみたいと思います。
使っていて気持ちのいいOSだったNeXTSTEP
改めて、問いかけさせてください。
NaXTSTSPというOSをご存知でしょうか?
現在のMacOSのご先祖のような存在ですが、当時は知る人ぞ知る特別なOSでした。
一番の特徴は、画面のデザインから操作の流れまで、すべてに美学・思想があったことです。
Windowsが「誰でもとにかく使えること」を重視していたのに対し、NeXTSTEPは「こうすると心地よく使える」という人間ライクな設計思想を貫いていた気がします。
画面がそのまま作品になる美しさ
NeXTSTEPの画面は、当時としては信じられないくらい美しく整っていました。
文字や図形を印刷と同じ品質で描くという発想は、当時の最先端でした。
画面に表示されたものがそのまま作品になる…
そんな感じのOSでした。
この思想は、後のMacOSの洗練されたフォントや描画処理に引き継がれています。
Macの画面の美しさが好きだという方には、実はNeXTSTEPのDNAが刺さっているのかもしれません。
難しさより直感的を優先した操作性
NeXTSTEPには、現在のMacの基本機能であるDockの原型にあたるShelfや、Finderのカラム表示に通じる、迷わないファイル操作など、直感的に使える工夫が散りばめられていました。
Windowsがフォルダを階段のように降りていくイメージだとすれば、NeXTSTEPは必要なものが自然と手元にあるような操作感でした。
この気持ちよさも現在のMacに受け継がれているような気がします。
ドラッグ操作の自然さや、ファイルの整然とした並び方は、まさにNeXTSTEPの流れをくむものです。
姿を消したNeXTSTEP
そんな美しい思想をもったNeXTSTEPでしたが、市場で勝ち残ることはできませんでした。
理由はとてもシンプルで
「Windowsの普及スピードが圧倒的だったこと」
です。
多くのソフトや周辺機器もWindows優先で作られる中、価格面でも普及面でもNeXTSTEPは厳しい状況となりました。
その結果、NeXTSTEPは、惜しまれながらも、Appleに吸収され、姿を消すことになるのです。
ただ、この吸収こそが、後のMacを大きく変える転機となりました。
MacOSとして生き返ったNeXTSTEP
NeXTSTEPは姿を消しましたが、完全に消えたわけではありません。
むしろ、MacOSとして、第二の人生を送っているといってもいいでしょう。
・Dockの使い心地
・カラムビューでのフォルダ移動
・ドラッグ中心の自然な操作
・画面表示の美しさ
・アプリ同士の連携のスムーズさ
これらはすべて、NeXTSTEPの思想・哲学がMacの中で生きのびている証拠です。
NeXTSTEPは惜しまれるように姿を消しましたが、その精神は、Macの心臓部分に受け継がれました。
Macを使っていて感じる気持ちよさ。
NeXTSTEPは最大の遺産を残してくれました。
だからこそ、今後も、私はMacOSを使い続けていきたいと思います。
















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