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懐かしの天牛堺書店…泉北ニュータウンの象徴がついに消えた日

2019年1月29日大阪その他

子ども時代を彩った泉北ニュータウンの風景

私は、子供の頃、大阪府堺市の泉北ニュータウンに住んでいました。

80年代当時、泉北ニュータウンは、団塊ジュニア世代の子供が多く、とても賑わっていました。

泉ヶ丘駅を筆頭に、栂・美木多駅、光明池駅と3つの駅があり、駅前は商業施設などで、とても栄えていました。

その駅前で、私が特によく足を運んでいたのが「天牛堺書店」です。

泉ヶ丘駅前や光明池駅前にも店舗があり、新書だけでなく、中古本も扱っていて、子どもの私には宝物のような場所でした。

しかし…

2019年1月28日、天牛堺書店は経営破綻という悲しいニュースで幕を下ろします。

天牛堺書店とはどんな書店だったのか?

泉北の風景に溶け込んだ地元密着型書店

天牛堺書店のツールは、昭和38年に津久野駅前にオープンした「津久野店」でした。

昭和43年に法人化し、その後は堺市を中心に店舗を広げていきました。

よく名前が似た「天牛書店」という書店がありますが、これは別会社です。

「本好き」にはたまらない品揃え

私にとって、天牛堺書店は、新書、雑誌、古書、マンガまで揃う、まさに「地元の知の拠点」でした。

他では見つからないマンガを見つけたり、ふらっと入って掘り出し物に出会ったり…。

そんなワクワクする時間を過ごした思い出があります。

晩年は、CD・DVD・文具なども置かれ、ちょっとした文教ショップのような雰囲気もありました。

梅田やなんばの大型書店とは異なり、こじんまりとして静かで、落ち着いて本を選べる空間だったことを今でも覚えています。

書店が消えていく時代の現実

天牛堺書店の破綻が象徴するもの

天牛堺書店の経営破綻のニュースは本当にショックでした。

しかし、視野を広げてみると、この流れは「書店業界全体の縮小」と重なっています。

全国の書店は半分に減少

・1990年代:約20000店舗

・2019年:約10000店舗

この30年で、なんと書店は半減しています。

理由としては、

・インターネット通販の普及
・電子書籍の登場
・実店舗の採算悪化

などが挙げられます。

電車内でも、昔は文庫本を読んでいた人が多かったのに、今はほとんどの人がスマホを見てますよね。

本屋という文化を守りたい

私はリアル書店が大好きです。

本棚を眺め、手に取り、偶然の出会いがある…。

それはネット通販にはない楽しみです。

だからこそ、少しでも書店文化が残っていくように、できる限り、リアルの書店に足を運び、良い本はきちんと購入するようにしています。

ありがとう、天牛堺書店

天牛堺書店は、私の子ども時代の大切な思い出の一部です。

店内の匂い、並んでいる本の感じ、静かな空気…

すべてが懐かしいです。

さようなら、天牛堺書店。

そして、長い間、本当にお疲れ様でした!

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Posted by かずきび47