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ITコンサルタントが実践するスマホデトックス…AI時代に「考える余白」を取り戻すために

ブログ・IT

私はフリーランスのITコンサルタントです。

大企業向けに、業務改革、DX改革、など、25年超、テクノロジーの導入や活用を生業としてきました。

AI、RPA、クラウド…。

これらは本来、人間の知的生産性を高め、自由な時間を生み出すための道具だったはずです。

しかし、気づけば、その道具に私たちの思考や時間が侵食されているような矛盾した感覚を持ち始めている自分がいました。

だから私は今、「スマホ断ち(スマホデトックス)」を意識的に進めていこうと思っています。

スマホ5割・パソコン5割からの転換

これまでの私のデジタル利用は、体感的には

「スマホ5割、パソコン5割」

くらいでした。

移動中やちょっとした待ち時間にはスマホを開き、

・何かあればすぐにググる
・考える前にAIに聞く
・暇があればニュースや動画を眺める

そんな行動が、ほとんど無意識のうちに習慣化していました。

これを、今後は

「アップルウォッチ3割、パソコン7割」

くらいのバランスに変えていきたいと考えています。

アップルウォッチは通知確認と最低限の連絡だけ。

深く考えること、書くことは、パソコンの前でしかやらない。

「スマホは極力、思考の入口に置かない」

そんなルールを自分に課してみるつもりです。

すぐに調べない、すぐに聞かない

ITの専門家の立場として言わせてもらうと、検索やAI活用そのものが悪いわけではありません。

問題は「思考のショートカット」が常態化している点だと思っています。

何か疑問が浮かんだ瞬間に検索する。

自分なりの仮説を立てる前にAIに答えを求める。

その結果、思考のプロセスが極端に短くなり、考える筋力そのものが衰えていく。

これは、知的労働を生業とするフリーランスにとって、致命的ですらあると考えています。

本来であれば、

・自分で調べる
・自分で考える
・自分の言葉で書く

この一連のプロセスにこそ価値があると思っています。

遠回りに見えても、この「余白」こそが、オリジナリティや洞察を生む源泉だと、最近強く感じています。

合理化としてのAI導入と、個人としての距離感

誤解のないように一言だけ書いておきます。

私はITコンサルタントや企業が、合理化・効率化のためにAIを導入すること自体、何一つ否定していません。

むしろ、できるところからどんどん進めるべきだと考えています。

人手不足が深刻化する中で、AIは明確に「使うべき道具」だと考えています。

ただし、それはあくまで組織や仕組みとしての話です。

個人として、思考や感性のすべてをAIに委ねるかどうかは、また別の次元の問題だと思っています。

私は、個人の領域には、あえて非効率で、言語化されていない「生の社会」を見る余白を残しておきたいのです。

このスタンスは、誰かに強要するものでもなければ、他人の選択を否定するものでもありません。

AIをフル活用して生産性を高める生き方も、SNSや動画を楽しみ尽くす生活も、それぞれに正解があります。

ただ、私自身が選びたいのは「少し距離を取る」というだけの話なのです。

フリーランスの特権としての「余白」

会社員時代と違い、フリーランスには時間の裁量があります。

誰かに即レスを求められるわけでもなく、常時オンラインでいる必要もありません。

にもかかわらず、自ら進んでスマホに縛られてしまうのは、本末転倒だと感じています。

実は私、LINEもインスタも、ほとんど使っていません。

この点は、スマホデトックスを進めるうえで大きなアドバンテージです。

やめるべきものは、実はもう最初からあまり使っていない。

だからこそ「できるはずだ」という感覚がなんとなくあるのです。

AIだらけの世界に、少し疲れている

最近、ネット上にあふれる画像、動画、文章の多くが、AIによって加工・生成されたものではないかと感じることが増えてきました。

技術的には、とても素晴らしいと思っています。

ただ、個人的な思いとしては、どこか均質で、どこか息苦しい。

効率よく整えられた表現、最適化された構図、正解らしい文章。

それらに囲まれていると、次第に「人間くささ」や「不完全さ」が恋しくなってきます。

多少下手でも、遠回りでも、その人自身の視点や経験がにじむもののほうが、私には合っている気がします。

ありのままの社会の中で生きる

スマホ断ちは、単なるデジタル制限ではありません。

私にとっては、

「ありのままの社会の中で過ごす自分」

を取り戻すための試み(思考実験)です。

・道を歩きながら景色を見る
・考えごとをしながら、あえて答えを出さない時間を持つ
・メモ帳に走り書きをし、頭の中で整理がつくまで放置する

そうした行為は、スマホが常に手元にあると、簡単に失われてしまう。

ITの専門家だからこそ、距離を取る。

使いこなすために、あえて使わない時間をつくる。

スマホデトックスとは、テクノロジー否定ではなく、

主体性を取り戻すための調整

なのだと私は捉えています。

この個人的な思考実験が、どこまでうまくいくかは分かりません。

私の意思や忍耐もどこまで続くのか疑問です。

正直に言えば、途中で挫折するかもしれません。

結局は自分の矛盾に気づいて引き返す可能性もあるでしょう。

ITコンサルタントとして合理化や効率化を語りながら、個人としては非効率を選ぼうとする。

その時点で、すでに矛盾を抱えているとも言えます。

ただ一つ言えるのは、

「考える力を手放さない限り、フリーランスとしての価値は失われない」

ということだけ、なんとなく確信している自分がいるのです。

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Posted by かずきび47