石橋阪大前駅に存在する謎の暗黒通路の先には何がある?

大阪の駅にある謎シリーズです。
前回は、新大阪駅の謎の階段について記事にしてみました。
今回は、阪急宝塚線にある石橋阪大前駅の謎について紹介していきたいと思います。
石橋阪大前駅の地下通路
阪急宝塚線の石橋阪大前駅をご存知でしょうか。
昔は、石橋駅と言われていました。
近くに大阪大学豊中キャンパスがあり、それが認知されていたため、2019年から、駅の名称が「石橋阪大前」に変更されました。
石橋阪大前駅は、阪急梅田駅と阪急宝塚駅を結ぶ阪急宝塚線の駅です。
ただ、石橋阪大前駅は、宝塚線だけでなく、箕面線との結合点にもなっており、阪急箕面駅にも繋がっています。
宝塚線のホームには梅田から宝塚に向かう1号線と、宝塚から梅田に向かう2号線があります。
駅の構造上、この1号線のホームから箕面線ホームの5号線に行くためには、地下通路を通る必要があります。
この地下通路を通ってみると、誰でも見つけることのできる場所に、「侵入禁止(閉鎖)」となっている謎の暗黒通路があります。
侵入禁止で明かりもついてませんので、その先に何があるのか分かりません。
まさに、謎の暗黒通路です。
謎の地下通路の先には何がある?
謎の暗黒通路、その先に何があるのか、通路の目的・用途は何なのか、気になりますよね…。
実は、その謎を解くカギは、もうすでに書いてます。
少し上の文章を読み返してみてください。
阪急石橋駅の1号線は梅田→宝塚、2号線は宝塚→梅田、5号線は箕面駅(往復)
ん?
なぜ、1号線と2号線の次が5号線なのでしょう。
もうお分かりですよね。
石橋阪大前駅には、実は、3号線と4号線のホームも存在していたのです。
先ほどの、謎の暗黒通路の先には階段があり、その階段を登ると、3号線、4号線のホームにたどり着くというわけです。
現在も、物理的には、3号線、4号線のホームは存在しています。
しかし、そこには誰もいませんし、電車も走っていません。
これはどういうことなのでしょう?
実は、昔、梅田駅から箕面駅まで直通電車が走っていたのです。
3号線は梅田駅→箕面駅、4号線は箕面駅→梅田駅。
ただ、この直通運転が2022年に完全廃止され、ホーム自体の使用も停止となったのです。
この先どうなる?
この使われていない3号線と4号線のホームとそこにつながる地下通路。
ただ、阪急箕面駅の周辺は再開発が進んでいます。
老朽化された施設は建て直しされ、新しい街づくりが始まっています。
御堂筋線(北大阪急行線)の終点の箕面萱野駅とのバス接続も行われています。
この再開発が進み、箕面駅から梅田駅への需要が想定以上に高まってくれば、私は直通運転が再開されるのではないかと思っています。
また、方角的に、この使われていない地下通路を活用したほうが、大阪大学豊中キャンパスに行く時の近道になるんですよね…。
2025年時点においては、将来どうなるかはまだ未定ですが、今後、注目されるところです。
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