セミリタイア中のフリーランスが、不労収入だけでなく本業にこだわる理由

※本記事は、2019年に投稿済みの記事を2026年版にリライトしたものになります。
6、7年ほど前、「セミリタイア」とか「FIRE」という言葉が、爆発的に流行りました。
最近は落ち着いてきた感がありますが、そのような生き方・働き方が、現在も存在していることは事実です。
ただ、私自身、リタイアすること自体に重きを置いているわけではありません。
特に、節約にこだわりもありませんし、当時は、十分な貯金や金融資産があったわけでもありません。
このような私が、一体、どのようにして、セミリタイアを実現しているのか。
今回は、私の個人的な見解を書いてみたいと思います。
私の本業と副業
私の本業は、大企業向けの業務改革コンサルティング業です。
会社員時代も転職を繰り返しながら、業務改革コンサルティングのスキルを磨き続けてきました。
おかげさまで、会社員を辞めて独立した後も、業務改革コンサルティング業で生計を立てることができています。
会社員時代よりも契約単価が上がっている分、稼働日数を減らすことが可能となり、週3日程度の仕事を続けています。
ただ、この業務改革コンサルティング業だけでは、大きなリスクがあります。
仕事があるときは収入があり、仕事がなくなれば収入がゼロになるのです。
いわゆるフロー型の収入となります。(当たり前ですが)
そこで、このリスクを補うために登場するのが、金融投資や不動産賃貸業などの副業になります。
私が副業に専念しないで本業にこだわる理由
セミリタイアの先人の方々は、節約により莫大な資産を構築し、それを投資運用しているケースが多いです。
それができれば最高だと思います。
働きたくない方は「働く」という選択肢を捨てることも可能となります。
ただ、私の場合は、うつ病となって、約2年間、活動休止せざるを得なくなり、無職になりました。
子ども3人・住宅ローンを抱えていることなどで、貯金・資産も全くない状況でした。
運用・投資する元手もありません。
このため、金融資産運用(現在で言う積立NISAなど)だけで生計を立てることができません。
不動産賃貸業に関しても、満室経営が続いていますが、規模も大きくないですし、ローンの支払いもあるため、それだけで生計を立てることはできません。
さらに、月々のキャッシュインは、次の物件購入のための頭金に充当しています。
そうした場合、不動産賃貸業だけに専念すると、物件拡大するのに、かなりの時間がかかってしまいます。
そこで、投資のスピードを上げるために、本業が必要となってくるのです。
本業で収益を上げることで、金融投資のための原資や不動産投資のスピードを加速させることができるのです。
「本業と副業のツインエンジン」
といったところでしょうか。
・金融投資だけでは、種銭も必要で暴落リスクもあります
・不動産賃貸業だけでは、時間がかかります
・本業だけでは、体調を崩した時に収入がゼロとなるリスクがあります
これらをうまく両立させることで、リスクヘッジを行っているのです。
金融投資や不動産賃貸業でも、銘柄や物件は分散させてリスクヘッジしますよね。
私の場合、事業に関しても、分散させることでリスクヘッジしているのです。
適度に働き、適度に休む
「適度に働き、適度に休む」
これは、当ブログの…
いや、私の基本理念かもしれません。
本業と副業をうまくリスクヘッジさせる必要があることは先に述べました。
ただ、
「本業もがんばる・副業もがんばる!」
と意気込んでいると、場合によっては、働きすぎとなり、私のように体を壊してしまいます。
あくまで
「適度に働き、適度に休むこと!」
を忘れないように心がけています。
平日は本業で働き、休日はアルバイトして副業を…
と頑張って働いていると、長続きはしないでしょう。
たとえ長続きできたとしても体調を壊してしまってはどうしようもありません。
ずっと健康である保証はないからです。
このため、本業もほどほど、副業は可能な限り、不労所得に近いものを選ぶ方が、私には合っていると感じています。
私の実践している金融投資や不動産賃貸業は、完全な不労所得ではありませんが、労働時間に比例しにくい収入です。
本業には全く影響を与えていません。
最近はほとんど収入はゼロとなりましたが、ブログ運営による広告収入なども同様です。
ブログを書く手間はあっても、ひとつの記事を書くのに何時間もかかっているわけではありません。
長く継続するだけで、自然と記事は蓄積されてきます。
会社からの給料以外の自分で稼ぐ手段としては、やりやすい副業なのではないでしょうか。
あと、別の視点で、
「仕事は嫌だ!」
という方も多いと思います。
私の場合、40代で会社員を卒業(中退?)しました。
家族やローンを抱えながら、全く働くことのできない無職期間を経験したのです。
何も仕事をせずに、傷病手当金と不動産所得だけに頼る生活。
私をうつ病に追い込んだ仕事はもう嫌で、二度と復帰したくない思いもありました。
ただ、私は、なんとなく違和感も感じていました。
完全に社会を遮断するのではなく、自分自身、まだまだ誰かのために何か貢献したいと感じていたのかもしれません。(完全リタイアすることを否定しているわけではありません。人それぞれの考え方はあると思っています。)
週5日は多いですが、週3日程度なら、働いていたほうが、私の場合、精神的な支えとなることが分かりました。
「適度に働き続ける」
という生き方も選択肢としてはアリなのでしょう。
このあたりの「週3日ワーク」という考え方については、別記事でも整理しています。
まとめ
以上、まとめますと…。
私の中で、副業は、あくまで本業を補完するものだと思っています。
本業の土台が完成しないまま、副業・投資に時間を費やすのは本末転倒だと思っています。
このため、現在、20代や30代の方で、仕事のスキルがないまま、本業を辞めるのは、慎重に考えた方がよいと思っています。
もともと資産のある方や、若くして資産を構築できた方は、その限りではありませんが。
本業でスキルを磨き、市場価値を高め、収益の軸をつくる。
これが出発点ではないかと思っています。
そうすることで、本業と副業のシナジーが生まれていきます。
時間をかけて、あなただけの収益ツインエンジンが構築されていくことでしょう。
しかも、法人という器を活用すれば、さらに手取りを増やすことも可能です。
もし将来的に、その法人を活用しながら、週3日の本業を週2日に減らし、うまくやりくりすることができるようになったとき…
また体験談を共有させていただきたいと思います。





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