自宅へ訪問してくる、しつこい不動産関連の営業にうんざりする日々…

今回は、ちょっとした私の愚痴になります。
私は不動産投資家です。
10年以上前から、関西近郊の物件を複数保有して、家賃収入を得ています。
いわゆる不動産賃貸業を経営しています。
このビジネス自体は、ずっとプラス収支で順調そのものです。
ただ、一点だけ不満があります。
平日夜間や休日など、私の本業が終わる頃、自宅への飛び込み営業が多いのです。
不動産営業というと、ほとんどの方は、
「不動産投資をしませんか?(物件を買いませんか?)」
というアプローチを連想するかもしれません。
ただ、私の場合、このような物件購入の勧誘のケースは、ほぼないです。
逆に、
「あなたの不動産の物件の組み合わせを評価・コンサルティングしますので見直してみませんか?(その結果、物件を売ってくれませんか?)」
というケースがほとんどです。
コンサル歴25年超、不動産賃貸業歴10年超の私に対して、何をコンサルティングしてくれるのか分かりませんが、面倒な話です。
この分野は日々勉強してますし、必要な情報をこちらから取りにいくことはあっても、飛び込みで誰かから教えてもらうことはまずありません。
さらに、私の場合、法人・個人を絡めた不動産賃貸業ですので、法人経営が分かってないと、的確なアドバイスすることは難しいと思います。
それに、インターホン越しに断りを入れても、しつこいことが多いです。
チラシやビラだけなら無視して終わりですが、訪問されると、一度は会話することになり、ちょっとだけ面倒です。
できるだけインターホン越しでお断りするように心がけてはいるんですが、そうはいかないケースもあり、結構困っています。(居留守を考える時もありますが、無理なときが多いです。)
さて、ここで、ちょっと視点を変えて、大阪の不動産市況について見てみましょう。
現在、大阪では大阪・関西万博が開催されています。
新規で(外国人富裕層向けの)ホテルはどんどん建築されていますが、ワンルームマンションなどの新築物件は供給がほとんどされていない状況です。
需要はあっても、供給がないだけに、収益物件の価格は高騰しています。
不動産業者も物件を仕入れ、保有・売却することができなくなって困っているのです。
そこで、私のように、物件を持っている投資家から、プラス収支の優良物件を仕入れたいのでしょう。
「売却してください」
というチラシ・ビラの多さもすさまじいです。
私は長期保有を基本方針としていますので、簡単に売却するつもりはありません。
ただ、1年前、私の物件見直しのため、信頼関係のある業者に物件売却したときには、10年前に買ったときと同じ金額で売却することができました。
逆に、私が物件を買おうと思っても、昔よりもかなり高額になっており、かつ金利が上がってきたこともあり、ほとんど旨味はなくなってきました。
ここでもインフレ・物価高の影響がでています。
このような状況のため、不動産関連業者も困っているのでしょう。
なので、訪問営業したい状況は理解できるんですが…
個人の自宅へ訪問してくるのだけは、やめてほしいですよね。
私にも不動産戦略や事情、自分の時間というものがありますので…。
ちょっとした愚痴でした。
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