マイクロ法人の名義で保有している自動車2台…大学生の息子の運転を可能にした話

私は自動車を2台保有しています。
厳密に言えば、法人名義で2台保有しています。
もともとは、個人で保有していた自動車ですが、法人設立と同時に法人名義に切り替えました。
個人で育ててきた等級も引き継ぐことができました。
そのときの体験談はこちら。
今回は、その続きの話になります。
先日、18歳の息子が、運転免許を取得しました。
ただ、私の自動車は2台とも法人名義です。
個人名義の自動車の保険を、息子も対応できるように変更するケースは多いと思います。
ただ、法人名義の自動車保険について、息子も対応できるように変更するケースは少ないように見えます。
自動車が10台以上ある規模の法人はフリート契約なんでしょうが、私の法人はもっと小さなファミリーカンパニーです。
広義の意味で、ノンフリート契約となります。
案の定、現在の法人名義の保険契約では、息子が運転しても、保険の効果はないことが分かりました。
実際のところ、2台とも私と妻が仕事で頻繁に使用していますので、息子の入る余地はないです。
ただ、運転の練習という意味で、息子も自動車を運転できるようにしたいと思いました。
そこで、いろいろ調べてみました。
すると、個人の自動車保険とは異なり、法人の自動車保険では「家族」という概念がないことが分かりました。
家族だけでなく、誰でも運転できるのが法人名義の保険の特徴です。
よく考えてみれば、法人契約なので当たり前です。
法人契約の場合、「年齢」のみが保険対象の条件となるようです。
例えば、私の法人の場合、現在の契約では、26歳以上であれば、誰が乗っても保険が効くようです。
その分、保険料は高いです。
全額、法人の経費にできるとはいえ、個人の等級を引き継いでなかったら、結構厳しかったかもしれません。
で、顧問税理士や自動車ディーラーといろいろ相談した結果…
法人名義2台の車のうち、軽自動車の1台だけ「26歳以上」という条件を外し、「全年齢」の契約とすることにしました。
その結果、保険料は月額7000円から月額11000円にアップするとのこと。
私は、下記3点を理由に保険の契約変更に踏み切りました。
・将来的には、息子だけでなく娘が乗る可能性もあること
・将来的には、「26歳以上」に条件を戻せること
・法人名義なので、保険料は全額経費にできること
一時的に出費は高くなりましたが、将来を見据えての投資です。
今後、息子を含め、私も妻も安全運転・運転技術の向上に努め、保険の割引率をさらに高めていきたいと思います。
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