なんば花月と神座ラーメンとナンバブックセンターとの思い出

私はよく夢を見ます。
セピア色の世界の中、私は、なぜか劇場へ。
劇場の外、屋台でおいしいラーメンを食べる。
その後、薄暗くて広い書店に行って、漫画と受験の参考書を買う…
こんな感じの夢です。
ただ、この夢…
昔の私の思い出を振り返っているだけで、実際に存在していたと思うのです。
なんば花月
私の夢の中に登場する劇場…
それは、もう現存しない「なんば花月」だと思っています。
現在、賑わっている「なんばグランド花月」ではありません。
私が子どもの頃、何回か足を運んだことのある「なんば花月」です。
私は、よく吉本新喜劇を見てました。
木村進、間寛平、船場太郎、花紀京、岡八郎、池乃めだか、内場勝則、浅香あきえ、未知やすえ、園みち子…
とても面白かった記憶があります。
記憶が定かではないんですが…
この「なんば花月」、今の「なんばグランド花月」の場所ではなく、近くのなんば南海通り沿いにあった気がします。
今ほど、賑わっているイメージではなく、商店街の中にある普通の劇場といった感じでした。
昭和の末期か、平成初期の頃、「なんばグランド花月」ができてから、完全に移転したようです。
この頃、心斎橋のほうで、ダウンタウンさんや今田耕司さんが台頭してきたような記憶があります。
神座ラーメン
冒頭の夢に出てきた劇場は「なんば花月」でした。
そして、近くで食べたおいしいラーメン。
これは、ご存知「金龍ラーメン」ではなく、おそらく「神座(かむくら)ラーメン」だと思っています。
現在は、チェーン店として、大阪各地や東京など、広域展開している人気ラーメン店です。
食べたことのある方も多いと思います。
ただ、私の夢の中に出てくる神座ラーメン店は、現在の御堂筋にある店舗ではありません。
もっと道頓堀のほうに存在し、小さな屋台のような感じだった記憶があるのです。
細かい場所までは覚えてないんですが…。
なんば花月のあった頃、私は、たしかに、狭い屋台のような場所で、神座ラーメンを食べていたような気がするのです。
ナンバブックセンター
冒頭の夢の話に戻ります。
「なんば花月」に「神座ラーメン」。
そして、もうひとつ、暗くて広い書店とは…
「ナンバブックセンター」のことでした。
こちらは、場所もはっきりと覚えています。
なんば花月から、少し西に歩き、戎橋筋から御堂筋に出る商店街。
お好み焼き屋さんがあったビルに「ナンバブックセンター」は確かに存在していました。
今でこそ、旭屋書店や紀伊國屋書店など、書店は大型書店に集約されつつあります。
しかし、当時のナンバブックセンターは3階建てか4階建ての構造で、とても広い大型書店のイメージがありました。
漫画やら参考書やら品揃えも、とてもよかった記憶があります。
前述の吉本新喜劇に出演されていた内場勝則さんともよく遭遇しました。
結構お気に入りの書店だったんですが、
このナンバブックセンターも、平成になった頃くらいに、いつの間にか、なくなってました…。
なんばグランド花月の近くに、ジュンク堂書店ができていたので、そちらにお客さんを奪われたのでしょうか。
そのジュンク堂書店も、今では別のお店に変わっているようですが。
記憶の中の光景と実物とのリンク
以上、私の夢の話、思い出を書いてしまいました。
私の記憶の中にある光景が、実際のものとリンクすると嬉しいのですが、当時は画像も写真もあまりなく…。
何かご存知の方がいらっしゃれば、また情報提供いただけると嬉しいです!
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