書籍紹介(その1)「不格好経営 -チームDeNAの挑戦- (南場智子)」

日本のプロ野球。
私は横浜DeNAベイスターズファンです。
昨年(2024年)、ベイスターズは、貯金2というシーズン中のふがいなさにもかかわらず、最後の最後に、阪神、巨人、ソフトバンクとの激闘を制し、下剋上日本一を成し遂げました。
私にとっては本当に楽しいシーズンでした。
三浦監督、興奮をありがとうございました。
さて、日本一になったとき、三浦監督の近くにいたメガネをかけた青い服の女性…
あちこちのメディアに登場してましたが、一体誰だろう?
そう思った方も多いのではないでしょうか。
彼女こそ、DeNAベースターズのオーナー、南場智子氏です。
誰???
いやいや、実は、知らないほうが恥ずかしくなるくらい、すごい経歴の持ち主なのです。
私は、25年間、コンサルタントをやってきました。
細かい説明は省きますが、数あるコンサルティング会社の頂点に君臨しているのがマッキンゼーという戦略系のコンサルティング会社です。
超一流大学出身者で構成されており、すさまじい頭脳とすさまじい仕事量で、すさまじいお金を稼ぐ集団です。
南場智子氏は、そのマッキンゼー出身で、MBA取得。
その後、ご存知DeNAという事業会社を立ち上げた張本人なのです。
コンサルタントは、口だけで、実際に事業をやったことのない人もたくさんいます。
ただ、彼女は、口だけでは終わらず、実際に、実態のある事業を立ち上げたのです。
試行錯誤しながらも…。
その試行錯誤の様子が、泥臭く面白く描かれているのが、今回紹介させていただく「不格好経営」という書籍です。
この本は2013年に出版されたものです。
ただ、昨年のDeNA効果により、2024年末に再出版された形になります。
仕事柄、私は2013年版を読んだことがありましたが、10年ぶりに読んでみました。
あいかわらず、泥臭いことが書かれていて面白い書籍でした。
事業を立ち上げ、組織を作ることに興味のある方は、一読されることをおススメします。
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