会社員からフリーランスへ…私が感じた3つのメリットと4つのデメリット!

生き方・働き方

現在、私は51歳です。

私は45歳のときに、会社員を辞めてフリーランスになりました。

正確には、

会社員→無職→個人事業主→法人起業

となって、現在は、法人経営者として、週3日程度、自由に活動している状態です。

収入のほとんどは、コンサルティング業と不動産賃貸業です。

今回は、週3日程度働くセミリタイア状態になって、私の感じているメリットとデメリットを紹介してみたいと思います。

フリーランスになって感じているメリット

①自由な時間が増えたこと(生活面)

会社員時代は週5日、いや実質は週6日は働いてました。

これが、実質、週3日の労働となったわけです。

まとまった時間がほしければ、契約を調整し、何ヶ月単位の長期休暇をとることも可能です。

休日も含め、週4日も自分の時間に費やすことができるのです。

これは、フリーランス最強の特権ではないでしょうか。

②逃げ場が増え、ストレス発散しやすくなったこと(健康面)

①の自由にも関係してきますが、自由時間が増えた分、逃げ場が増え、仕事上のストレス発散がしやすくなりました。

うつ病やパニック障害持ちの私にとっては望ましい環境です。

どの持病も完治には至っておりませんが、適度な運動もしやすくなり、健康面にも配慮できるようになりました。

③実質、豊かになったこと(経済面)

フリーランスとなった現在、会社員時代よりも年収は半減しています。

ただ、実質の生活や資産状況は豊かになっています。

この不思議なからくりに気づくことができたのも大きなメリットでした。

年収XXX万円…

という尺度が、いかに無意味であることを知ることができました。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

フリーランスになって感じているデメリット

タイトルには書いてみたものの…

はっきり言って、今のところ、デメリットはほとんどないんですよね。

それだけ、私にとって、フリーランスというのは居心地がいい生き方・働き方なんだと思います。

がんばって、いくつか絞り出してみます。

①老後の生活保障が薄いこと

一般的に、フリーランスは、歳をとって働けなくなった時、年金などの保障が少なくなると言われています。

たしかに、個人事業主として活動している場合、十分な貯金が必要になってくると思われます。

ただ、私はそれを回避するため、ひとり法人を立ち上げました。

法人として厚生年金にも加入し、会社員的な側面も維持できています。

退職金も確定拠出年金制度を活用し、個人年金保険などもうまく絡めています。

このため、本件は、リスクヘッジすることは可能だと思われます。

②経済的リスクがあること

おそらく、この点が一番、不安に思っている方は多いのではないでしょうか。

実際、私もそうでした。

フリーランスの収入は、会社員のように安定していません。

ただ、一般的に、個人事業主になると、会社員時代よりも、単価自体は大きく上がります。

このため、週休3日でも普通に暮らしていくことができています。

かっこよく言えば、局アナがフリーアナウンサーになるようなものです。

会社員時代以上に、ネット副業やアルバイトも自由にできるようになりました。

不動産賃貸業などのストックビジネスにも力を入れることで、時間を味方につけることも可能です。

多くの業種・業界では、人不足の状況なので、選ばなければ、仕事もあふれている状況です。

このように、会社員時代の人脈を活用しつつ、複数のビジネスを組み合わせることで、なんとかカバーできるのではないかと思っています。

③最新技術などのスキルアップがしにくいこと

医師など、最新の医療情報・術式を身につけたい場合であれば、その通りかもしれません。

しかし、普通のビジネスでは、ネット、セミナー、人脈等で、必要な情報を手にいれることは可能だと思われます。

私はコンサルティング業ですが、会社員時代よりも、自由に動くことが可能になったため、かえって視野が広く、自己啓発の機会も増えた気がします。

このため、本件も、多くの職種の方にとって、問題にはならないのではないでしょうか。

④社会的信用が落ちたこと

うーん。①②③どれをとっても、致命的なデメリットはないですね…。

もっとがんばって、フリーランスのデメリットを絞り出してみましょう。

そういえば、会社員のときには簡単に作ることのできたクレジットカードの審査が少しだけ厳しくなったような気がします。

全く作れないというわけではありませんが、会社員時代よりも社会的信用力は、若干落ちているのでしょう。

おそらく、住宅ローンなどの大型融資も難易度は上がっているのではないかと思われます。

今からフリーランスを考えている人で、ローンでのマイホーム購入の予定のある方は、できるだけ会社員時代に買っておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

メリットだらけで、あまり大きなデメリットは書けませんでした。

どれをとっても、私は、会社員時代よりもフリーランスとなった現在のほうが満足度が高いです。

今となっては、結果論となりますが、もう少し若い頃に、決意しておけばよかったかな、と思っています。

私自身、会社員に戻ることは、おそらくないと思います。

興味がある方はこちらもどうぞ。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

Posted by かずきび47