進む東京一極集中!地方重視の政策はどうなっているのか?

当ブログのタイトルの通り、私は大阪が大好きです。
仕事では全国に出張しています。
しかし、やはり大阪の街が一番自分に合っていると思っています。
そして、地方の衰退していく状況も見てきましたので、東京一極集中を危惧している立場でもあります。
昔は栄えていた地方の街が衰退していくのを見ると、とても悲しくなってきますよね。
そんな中、先日、総務省から全国の人口移動に関する統計が発表されました。
2018年の人口移動報告
2019年1月31日、総務省は、2018年の人口移動報告を発表しました。
結論から言うと
「東京一極集中がより加速している」
とのことです。
東京圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)は転入者が転出者を上回る転入超過数が前年を上回りました。
特に東京に関しては、転入超過数が、前年よりもさらに拡大して8万人近くにもなっています。
逆に、全国で見ると、39の都道府県が転出超過になっているとのこと。
日本では人口減少や少子化が進む中、一部の大都市にだけ人が吸い寄せられる状況が続いています。
地方は疲弊し、衰退の道を突き進んでいます。
本当にこれでいいのでしょうか?
東京が魅力的な理由
安倍政権の経済政策であるアベノミクス。
これは、大企業の業績アップ・株価上昇という効果をもたらしました。
しかし、地方創生という意味では、完全に逆行していると言えるでしょう。
世代別に見ると、東京の転入者のうち、ほとんどが若者とのこと。
地方の学生は、大学や高校を卒業した後、待遇のいい大企業への就職を夢見て、東京に移動してくるのではないかと思われます。
このため、東京の大学は定員増に規制をかけるなど、さまざまな対策をしているようですが、効果は見えてきません。
頑張れ地方!
地方を活性化させる意味では、ふるさと納税などの制度は、一定の効果があるのではないかと思っています。
地元の魅力ある特産品をどんどん掲げ、税収増により、暮らしやすい街を作っていってもらいたいです。
上京するモチベーションを下げる意味では、東京は給料が高いだけでなく、生活費も高くなることが、もっと公になってもいいと思います。
大企業に就職することが勝ち組であるかのような考え方を少しずつ変えていくのもアリだと思います。
私は、大企業も中小企業もフリーランスも経験しましたが、フリーランスの今が一番幸せだと感じています。(完全に個人的な見解です。)
東京一極集中の流れは、この先も当分の間、続くと思われます。
私は、現在、そしてこれからも、微力ながら、地方を応援していきたいと思います。
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