私が経営する合同会社について、増資と折り返し融資を実行しました!

ブログを休んでいたこの2年間。
私の経営する法人に関して、大きく2つのことを実践しました。
ひとつは増資(資本金の増額)。
もうひとつは折り返し融資(借入金の増額)。
いずれも手元のキャッシュを厚くする典型的な手法です。
それぞれ見ていきたいと思います。
増資(資本金の増額)
私は小さな法人(合同会社)を経営しています。
法人を立ち上げる時、まず、法人経営を行うための元手となるお金を金融機関に振り込まなければなりません。
私個人の貯金を、私の法人口座に振り込んで、所定の手続きを行うのです。
最初に振り込んだ元手のお金のことを資本金といいます。
私の法人の場合、この資本金は100万円でした。
昔は法人を立ち上げるための資本金は何百万円も必要でした。
ただ、最近は法律が改正され、現在は資本金1円でも、法人設立可能となりました。
とはいえ、資本金1円というのは、どんなビジネスなのか怪しく見られることもあります。
このため、私のような1名2名の小さな規模の会社では、資本金を50万円とか100万円にしているところが多いようです。
一般的に、資本金は大きいほど、規模の大きな会社に見られがちです。(実際はそうでもありません。)
私の法人も、規模的には、資本金100万円で満足していました。
ただ、下記の件もあり、金融機関に「小規模・小規模」と言われ、少しだけ見栄えを気にすることにしました。
私の法人の資本金100万円を、資本金300万円に増やすことにしたのです。
少しだけ見栄えが良くなりました。
ただ、具体的な効果は、現時点では何も出ておりません。
今後、この増資による影響が何らかの形であった場合、また共有したいと思ってます。
折り返し融資(借入金の増額)
資本金の増強とともに、法人としての借入金も増やしました。
コロナ禍や予期せぬ災害など、不確実性の高い世の中、法人経営上、重要なのはキャッシュです。
大きな会社であれば、直接金融として、株式で資金を集めることが可能です。
ただ、私のような小さな会社であれば、金融機関による融資くらいしか資金を集める方法がありません。
”雨が降っている時に傘は貸さず、晴れている時に傘を貸す”
金融機関の融資する姿勢について、よく言われている言葉です。
幸い、私の法人については、前年の決算書が悪くなかったため、創業融資やコロナ融資で返済した分をさらに上乗せして借りるという折り返し融資を実施しました。
融資というと、借金が増えることなので、良いイメージはないかもしれません。
ただ、前述の通り、不確実性の高い時代、いつ仕事ができなくなるか分かりません。
そんな中、強みを発揮するのは、やはりすぐに取り出せる現金・預金です。
もちろん、借入金には利息が発生します。
ただ、利息は法人の資金繰りを止めないための保険料のようなものだと、私はいつも認識しています。
”何かあっても対応できるキャッシュを十分に持っておくこと”
もう少し具体的には、
”自分が病気で倒れても、半年くらいは持ち堪えることのできるキャッシュを確保しておくこと”
これが、法人経営を8期経験してきた私の基本方針です。
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