私の運転する車に、高齢者の運転する車がぶつかってきた話

今から1年ほど前の話。
私は、大阪府内の道路を軽自動車でひとりで移動していました。
そして、ある小さな道路で信号待ちで停止していたところ…
「ドン!」
突然、とてつもなく大きな音と揺れが。
一瞬ビクっとした後、うしろを振り向くと…、
なんと…
黒い自動車が、私の軽自動車の後部座席に、横からぶつかってきていたのです。
普通はありえない話です。
ぶつかった場所がもう少し右にずれていたら、私がペシャンコになっているところでした。
本当に命拾いした感じです。
黒い車は、私の軽自動車にぶつかった後、ガードレールにぶつかって停止しました。
私自身は運良く無傷でしたが、私の軽自動車は凹んで傷ができました。
明らかに事故ですので、もちろん警察に連絡しなければなりません。
ただ、すごいスピードでぶつかってきたので、
「黒い車の持ち主が、ひょっとしたら怖そうな感じの人だったらどうしよう…」
そんな不安は少しありました。
ただ、私個人は明らかに被害者であるため、勇気をもって、黒い車に近づいてみると…
運転していたのはなんと、
85歳のおじいちゃん
でした。
「すまんすまん。アクセルとブレーキを踏み間違えてた。普段はこんなことはないのじゃが、たまたま、飛び出してしまった。」
ニュースなどで、よく聞くフレーズです。
幸い、私もそのおじいちゃんも怪我はないようでした。
まず警察を呼んで、救急の必要性のないことを確認。
その後、状況説明の上、調書やら保険会社への連絡やら軽自動車の修理やら。
まぁ、大変な一日となりました。
その日はに関しては
「ぶつけられただけで。怪我がなくてよかった」
という思いが強かったです。
しかし、日が経つにつれ
「ひょっとして後部座席ではなく、私にぶつかっていたら…」
と恐怖の念が強くなってきました。
数週間後、そのおじいちゃんから手紙がやってきました。
「申し訳ございませんでした。体調は大丈夫ですか。その後、私は免許を返納しました。」
今回、加害者となったおじいちゃんが悪い人ではなかったことは、本当に運がよかったです。
ただ、85歳の運転はやっぱり危ない…
かな。
大阪市内は電車やバスもあるので、うまく活用してもらえばと。
自分がきちんと運転していても、このように当てられるケースもあります。
本当にいろいろ気をつけなければと再認識しました。
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