週3日だけ働く生活のきっかけを私に与えてくれた5冊の書籍紹介(第2弾)

本ブログのタイトル通り、私は週3日だけ働いて生活しています。
会社員を卒業し、フリーランスとして自由な生活を過ごさせてもらっています。
もちろん後悔などありません。
ただ、この生活に至るまでには、いろいろと葛藤がありました。
そんな中、私の考え方・思想にきっかけを与えてくれた書籍がいくつかあります。
以前、それらの本のうち、代表的なものを5冊ほど、紹介させていただきました。
アクセス数も多く、結構、好意的な意見もいただきましたので、今回は第2弾をさせていただきたいと思います。
5冊ほど、追加で紹介します。
①いますぐ妻を社長にしなさい
まず1冊目です。
これは、私が合同会社を立ち上げるきっかけを与えてくれた本になります。
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タイトル通り、会社員として働く自分(夫)ではなく、妻を社長にして合同会社を立ち上げようというものです。
著者の方は、銀行員ということで、会社員を続けていましたが、いろいろあってお金に困っていたようです。
そこで、妻を社長にして会社を立ち上げ、究極の節税をしようというメソッドを紹介してくれています。
私は、自分自身がうつ病で無職になっていた時期があり、この時は傷病手当金頼みの生活でした。
ただ、リハビリを兼ねて、自分で起業をしてお金を稼ぐと、傷病手当金は支給されなくなります。
このため、同じように、妻を社長にして…
と考えていました。
最終的に、私はこのメソッドは使わずに、傷病手当金を打ち切り、自分で起業する道を選択しました。
ただ、この妻を社長にする方法は、とても有益だと思います。
そのことを分かりやすく紹介してくれています。
会社員の方こそ読むべき良書だと思います。
②50歳からの起業術
次に2冊目です。
これは、私が起業後に経営のノウハウを学ぶために参考にさせていただいた本になります。
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起業に関する書籍は多いです。
この本の特徴は、シニアの起業に特化している点にあります。
若い人向けというよりも、人脈やパイプ、過去の経験などを利用して、リスクの低い起業をしましょうという展開です。
金融機関との付き合い方や、融資のコツ、各種節税方法など、税理士・社労士・行政書士である著者のノウハウが散りばめられています。
教科書というよりも、実践に近いので、初めての方はかなり参考になると思います。
「小さな会社=合同会社」を評価している点については、①の本との共通点だと思います。
私は、起業後にこの本と出会い、いろいろと参考にさせていただきました。
③プロアクティブ仕事術
次に3冊目です。
これは、私が仕事の生産性を高めるきっかけを与えてくれた本になります。
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この本の著者は、私と同じコンサルタントです。
①や②の本のように、小さな会社を起業して…というノウハウ本ではなく、仕事を効率的に進めましょうという主旨の本です。
まさに、若手のコンサルタント向けの本だと言えるでしょう。
会社でも社会でもそうですが、先の見通しを立てずに、非効率的な作業をすることは多いです。
大変な作業をする前に、まず、目的や道筋・見通しをとらえた上で着手することの重要性を説いています。
コンサルタントとしては当たり前の本なんですが、できていないことを体型的に説明してくれている点では、良書だと言えるでしょう。
個人的には、新型コロナなどの初物に対する策で右往左往している国会議員に読んでもらいたいと思いました。
④サラリーマンは300万円で会社を買いなさい
次に4冊目です。
これは、私が法人経営で幅を広げようとするきっかけを与えてくれた本になります。
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独立とか起業とかビジネス立ち上げというと、ハードルが高いですよね。
そんなときに、すでにある会社を買って運営するとゼロからの出発ではなくなります。
逆の視点で、後継者がいないために廃業しようとしている会社からすると、元気な経営者が工夫して後を継いでくれることは、喜ばしいことになります。
この一石二鳥の方法を分かりやすく紹介されている本になります。
表紙の帯の方の好き嫌いはさておき、書かれている内容については、今の時代に合った考え方だと思います。
良書です。
⑤お金は寝かせて増やしなさい
最後に5冊目です。
これは、私がインデックス投資の重要性を改めて認識することになった本になります。
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私は1級FP技能士です。
私が金融投資を始めたのは90年代半ば頃のことです。
このため、本書が直接、きっかけになったわけではありません。
しかし、金融投資自体の考え方としては、ここ数十年で変化しているわけではありません。
ドルコスト平均法を駆使した長期投資、中長期的なインデックス投資は負けない投資には必要不可欠です。
会社員・フリーランス問わず、稼ぐ力を身につけるためには投資は重要になってくるものと思われます。
著者は、自身の経験や心理を交え、その重要性について分かりやすく紹介されています。
基礎というよりも、ある程度、投資を経験した人が、インデックス投資運用を体系的に理解したい場合に読むと効果的な気がしました。