家計管理とは、お金を増やすことではなく、まずリスクを減らすこと

はじめに
家計管理というと、
・家計簿をつける
・節約する
・NISAを始める
・資産運用をする
といった話が中心になりがちです。
もちろん、どれも大切です。
ただ、私自身は少し違う視点で家計管理を考えています。
私にとって家計管理とは、
「お金を増やすこと」よりも「家計が壊れないようにすること」
だと思っているのです。
まず減らしたいのは、お金ではなくリスク
投資にはリスクがあります。
しかし、家計には投資以外にも多くのリスクがあります。
例えば、
・病気で働けなくなる
・住宅ローンの返済
・教育費の増加
・金利の上昇
・物価の上昇
・両親の介護
こうした出来事は、投資の値動き以上に家計へ大きな影響を与えることがあります。
私は、まずこちらを意識しています。
固定費は、家計を圧迫するリスクにもなり得る
家計管理では収入を増やすことに目が向きがちですが、毎月必ず出ていく固定費も重要です。
例えば、
・保険
・通信費
・サブスク費用
・車の維持費
・住宅ローン
これらは、一度契約すると見直さないまま何年も支払い続けることがあります。
「保険に加入はしてみたけど、特約やオプションなどよく理解できていない」
「サブスクにいろいろ加入はしてみたけど、サービスが重複していた」
「スマホで機種変更したけど、契約時に加入した使っていない有料オプションがずっと継続していた」
「住宅ローン、一度借りたら終わりだと思っていたら、知らず知らずのうちに、金利が上昇して日々の家計を圧迫していた」
よくあることだと思います。
本当に必要な支出であるのなら問題はありません。
ただ「なんとなく続けている支出」があるなら、一度きちんと現状を確認して、見直す価値はあると思います。
投資はその後でも遅くない
固定費を見直して家計に余裕ができれば、そのお金を投資へ回すこともできます。
つまり、投資と固定費削減は対立するものではなく、順番の問題だと私は考えています。
固定費をある程度最適化できたのであれば、その後は、NISA口座を作って、そこで長期・分散・積立を意識して、投資にチャレンジしていけば良いでしょう。
投資は家計を立て直す手段ではなく、余裕資金を育てる手段です。
家計管理は人生設計でもある
私のブログでは、保険、不動産、法人経営、年金、相続などについても書いています。
一見するとバラバラのテーマですが、私の中ではすべて家計管理につながっています。
家計とは、毎月の生活費だけではありません。
人生全体のお金の流れをどう設計するか。
そこまで含めて家計管理だと思っています。
私の場合、会社員ではなくなりましたので、個人(家族)の家計管理だけでなく、法人の経営管理も行っています。
すると、今まで見えなかったものまでいろいろ見えてくるのです。
会社員時代にはあまり意識しなかった、
「社会保険料高いなぁ」
とか
「所得税って意外とコントロールできるやん」(もちろん法律の範囲内でですが。)
とか。
あと、セーフティネットも重要ですね。
病気になった時には、高額療養費制度や傷病手当金や障害年金の存在も知っておくと良いでしょう。(私はすべてお世話になりました。)
病気になってから制度を調べるのは大変です。
元気なうちに、どんな制度があるのかだけでも知っておくと安心です。
おわりに
私は、お金を増やすことよりも、家計が壊れないことを優先しています。
家計は一度崩れると立て直すのに時間がかかります。
だから私は、投資の前にリスクを考え、収入を増やす前に、長期的視点で固定費を見直し、短期的な利益よりも長く続けられる家計を目指しています。
家計管理とは、家計簿をつけることではありません。
未来の不安を少しずつ減らしていくことなのかもしれません。




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