天竺川の源流を探して歩いたら、不思議な場所で川が消えた

はじめに
大阪には数多くの川があります。
その中でも、豊中市を流れる天竺川は比較的よく知られた川です。
資料を見ると、
「千里丘陵(上新田)に源を発する」
と書かれています。
しかし、私はふと思いました。
「では、その源流は一体どこなのだろう。」
実際に歩いてみると
私は上新田付近から川をさかのぼることにしました。
山田駅方面へ歩き、バッティングセンター付近を通り、さらに上流へ。
すると、福祉施設近くの空き地あたりで、天竺川は忽然と姿を消してしまいました。
「えっ?」
思わず立ち止まりました。
ここまで歩いてきた川が、まるで地面に吸い込まれたように見えたのです。
源流はどこなのか
後で資料を調べると、天竺川の源流は
「千里丘陵」
としか書かれていません。
つまり「この湧水が源流です。」という一本の水源ではないのです。
千里ニュータウンが生まれる前
昔の千里丘陵には、谷やため池、湿地が数多くあり、雨水や湧水が集まって天竺川になっていました。
しかし、千里ニュータウンの造成によって地形は大きく変わり、多くの谷や池が姿を消しました。
その結果、現在では「ここが源流」とはっきり言える場所が分かりにくくなったようです。
歩いて初めて分かったこと
私は、源流が見つからなかったことが、少し残念でした。
しかし、逆に
「源流が分からないこと自体が、この川の歴史なのかもしれない。」
とも思いました。
都市開発によって、一本の川だけでなく、その始まり方まで変わってしまった。
そんな川は、意外に珍しいのではないでしょうか。
おわりに
私は大阪で50年以上暮らしています。
それでも、歩いてみなければ分からないことが、まだまだたくさんあります。
天竺川は、
「源流が分からない川」
というより、
「大阪の都市開発によって姿を変えた川」
なのかもしれません。
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