大阪の消えた場所や不思議な風景を地図でめぐるサイト「大阪の謎と記憶」を作りました

はじめに
このブログでは、これまで大阪の街に残る謎や、消えてしまった施設、廃駅、鉄道の痕跡などについて、数多くの記事を書いてきました。
私は大阪で50年以上暮らしています。
それでも、街を歩いたり昔の地図を眺めたりしていると、
「ここには昔、何があったのだろう?」
「なぜ、こんな場所に不思議な跡が残っているのだろう?」
と思うことがあります。
そうした疑問を一つずつ調べ、記事として残してきました。
ただ、記事の数が増えるにつれて、ある問題も感じるようになりました。
それぞれの記事は読めても、
「大阪のどのあたりの話なのか」
が、一覧では分かりにくかったのです。
そこで今回、大阪ローカルの記事を地図から探せる新しいサイトを作りました。
サイトの名前は、
「大阪の謎と記憶」
です。
大阪の謎と記憶とは
「大阪の謎と記憶」は、大阪府内に残る不思議な場所や、すでに姿を消した施設などを、地図から探せるサイトです。
大阪の地図上に番号を配置し、気になる番号を選ぶと、その場所の写真風イメージと簡単な説明が表示されます。
さらに「記事を読む」を選ぶと、このブログに掲載している詳しい記事へ移動できます。
現在、55地点ほど掲載しています。(順次追加予定)
たとえば、
・大阪万博のためだけに作られた万国博西口駅
・新大阪駅に残る謎の階段
・北野田に存在する巨大な8差路
・泉ヶ丘にあった三角形の展望台
・みさき公園の記憶
・南港に残る、なにわの海の時空館
・山あいに広がる茨木台ニュータウン
などです。
有名な観光地を紹介する一般的な大阪ガイドとは、少し違います。
「大阪にこんな場所があったのか」
「昔、ここに行ったことがある」
「いつも通っている場所に、そんな歴史があったのか」
と思ってもらえるような場所を中心に選びました。
なぜ地図サイトを作ったのか
これまで、大阪ローカルの記事は一つずつ独立した形で公開していました。
検索やSNSから個別の記事を読んでもらうことはできますが、記事だけでは場所同士の位置関係が見えません。
しかし、地図上に並べてみると、
「北摂には遊園地や万博の痕跡が多い」
「大阪市内には廃駅や消えた川の記憶が残っている」
「泉州や南河内には、かつての行楽地が点在している」
といった、地域ごとの特徴も見えてきます。
記事を一覧にするだけでなく、場所を地図の上に置くことで、大阪という街を別の角度から眺められるのではないかと思いました。
写真ではなく「記憶のイメージ」
サイトに掲載している画像は、現地写真ではありません。
それぞれの場所の特徴や時代背景をもとに作成した、AIによる写真風イメージです。
そのため、実際の建物や景色を正確に再現したものではありません。
どちらかといえば、
「その場所に残る記憶の雰囲気」
を表現するためのイメージです。
古い駅、消えた遊園地、ニュータウンの風景。
少し色あせた写真のようなデザインに統一し、地図サイト全体が一冊の古いアルバムのように見えることを意識しました。
詳しい事実関係や当時の写真については、それぞれのリンク先の記事をご覧ください。
観光地ではない大阪を歩く
大阪というと、梅田、難波、道頓堀、大阪城、通天閣などがよく紹介されます。
もちろん、それらも大阪を代表する場所です。
しかし、長く暮らしている人にとっての大阪は、それだけではありません。
住宅街の片隅に残る小さな遺構。
再開発によって姿を消した施設。
昔は当たり前に存在していた駅や遊園地。
地元の人しか知らない、不思議な道路や建物。
そうした場所にも、それぞれの歴史と記憶があります。
「大阪の謎と記憶」は、有名観光地を効率よく回るためのサイトではありません。
地図を眺めながら「この番号は何だろう?」と寄り道するためのサイトです。
大阪市内だけに偏らないよう、北摂、北河内、南河内、堺・泉北、泉州、岬町など、できるだけ広い地域から選びました。
とはいえ、大阪にはまだまだ面白い場所があります。
今後もブログの記事が増えたり、新たに紹介したい場所が見つかったりしたときには、地図にも少しずつ追加していく予定です。
また、掲載地点が増えてきたら、
・消えた施設
・鉄道・廃駅
・街に残る遺構
・不思議な場所
・ニュータウンの記憶
など、テーマ別に探せるようにすることも考えています。
おわりに
これまでブログに書いてきた大阪ローカルの記事が、一枚の地図につながりました。
一つひとつの記事は、小さな街の記憶です。
しかし、地図の上に並べてみると、それぞれがつながり、大阪という街のもう一つの姿が見えてきます。
大阪に長く暮らしている方にも、大阪の街に興味を持っている方にも、気軽に地図を眺めてもらえればうれしく思います。
気になる番号を一つ選び、そこから大阪の小さな謎をたどってみてください。





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