スマホデトックスの思わぬ落とし穴…人の温かさに救われました!

先日、私は「スマホデトックスを始めました」という記事を書きました。
スマホを見る時間をできるだけ減らし、アップルウォッチとパソコンを中心とした生活へ少しずつ切り替えているのです。
おかげで、以前のように、意味もなくスマホを眺める時間はかなり減りました。
考える時間も増えましたし、長年悩まされている首や肩への負担も、心なしか少し楽になってきたような気がしています。
そんな中、今回は、思わぬ失敗をしてしまいました。
先日、大阪市内のある喫茶店でリモートワークをしていました。
いつものようにパソコンを開き、スマホはテザリング用としてポケットに入れたままです。
通知を見ることもなく、もちろんダラダラとスマホを触ることもありません。
スマホではなく、見ているのは、ほとんどパソコンの画面でした。
仕事を終え、パソコンを片付け、お会計を済ませ、そのまま店を出ました。
ところが、歩き始めて10分ほどしたところで、ふとポケットに違和感を覚えました。
「あれ……スマホがない!!」
その瞬間、一気に血の気が引きました。
急いで喫茶店まで引き返します。
店内へ入り、先ほど隣の席に座っていたおばあちゃんに恐る恐る尋ねると、
「お店の人に渡しておいたよ。」
その一言で、一気に肩の力が抜けました。
すぐに店員さんへ事情を説明すると、本人確認とスマホの形確認、電話番号の確認だけで、無事にスマホを返していただくことができました。
そして帰る前に、改めて、私は、拾って届けてくれた、そのおばあちゃんへお礼を伝えました。
「ありがとうございました。」
すると、おばあちゃんは笑顔で
「よかったね。お仕事頑張ってね。」
と返してくださいました。
その一言がとても印象に残っています。
最近は、戦争や災害、物価高、ハラスメントなど、暗いニュースを目にすることが本当に増えました。
ネットを見ていても、誰かを攻撃するような言葉が目立つことがあります。
そんな時代だからこそ、今回のような何気ない親切が、妙に心に沁みました。
世の中も、まだまだ捨てたものではありません。
名前も知らない一人のおばあちゃんの行動に、少し救われた気がしました。
もっとも、今回の出来事はスマホデトックスならではの失敗談でもあります。
以前なら、数分おきにスマホを触っていたので、落とした瞬間に気づいていたかもしれません。
ところが今は、私の中では、スマホの存在そのものを意識しなくなっています。
その結果、ポケットから落ちていたことに、しばらく気づかなかったのです。
これは想定していなかった副作用でした。
スマホとの距離ができたことは良いことです。
ただ「持ち物としての存在」まで忘れてしまってはいけませんね。
今後は、店を出る前に
「財布、鍵、スマホ」
この3点だけは意識的に確認する習慣をつけようと思います。
スマホデトックスは今のところ順調です。
でも今回の出来事で
「スマホを使わないこと」
と
「スマホをなくさないこと」
は別問題なのだと、身をもって学びました。
失敗はしましたが、それ以上に人の温かさに触れられた一日でした。
あの時、すぐに店員さんへ届けてくださった親切なおばあちゃん。
この場を借りて、改めてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。





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