「関西電気保安協会♪」でおなじみだったあのCM…実は何をしている組織なのか?

はじめに
大阪で育った人なら、一度は聞いたことがあると思います。
「かんさい〜♪」
と言われた瞬間、
「でんきほ〜あんきょうかい♪」
と続けたくなります。
私自身も子どもの頃から何度も耳にしてきました。
テレビを見ていると突然流れてくる短いCM。
内容はほとんど覚えていないのに、不思議とあのメロディーだけは頭に残っています。
同じような存在として、
「巨泉の……クイズダービー!」
「8時だヨ!……全員集合!」
などがありますが、
関西人にとっては、
「関西電気保安協会」
もその仲間だったような気がします。
しかし、改めて考えてみると…
私は長年あのCMを見ていたにもかかわらず、関西電気保安協会が何をしている組織なのか、実はよく知りませんでした。
そこで今回は、関西人にはあまりにも有名な「関西電気保安協会」について調べてみました。
関西電気保安協会とは?
関西電気保安協会は、近畿地方を中心に活動している一般財団法人です。
主な仕事は、
・ビルや工場の電気設備の点検
・高圧受電設備の保安管理
・一般家庭の電気安全調査
・電気の安全利用に関する啓発活動
などです。
私たちが普段使っている電気は、当たり前のように利用していますが、一歩間違えると火災や感電事故につながります。
そうした事故を防ぐために、電気設備の点検や安全活動を行っているのが関西電気保安協会なのです。
なぜ関西人は全員知っているのか
理由は単純です。
CMです。
関西電気保安協会は長年にわたりテレビCMを放映しており、関西では知らない人を探す方が難しいほどの知名度を誇っています。
しかも、CMの最後に流れる
「かんさい〜でんきほ〜あんきょうかい♪」
というフレーズが圧倒的に強い。
内容を覚えていなくても、名前だけは覚えてしまう。
ある意味では、関西ローカルCM史上でも屈指の成功例だったのかもしれません。
私たちは組織よりもメロディーを覚えていた
今になって思うのですが、子どもの頃の私は、関西電気保安協会が何をする組織なのか全く知りませんでした。
電力会社なのか。工事会社なのか。役所なのか。
それすら分かっていませんでした。
ただ「関西電気保安協会」という名前だけは知っていました。
これは少し面白い現象です。
企業名や組織名を説明なしで覚えさせる。
しかも何十年も。
現在で言うと、YouTube広告やSNS広告がそれを目指しているのでしょうが、当時のテレビCMには、それだけの力がありました。
関西電気保安協会は今も存在している
そして驚いたのは、関西電気保安協会は今も現役で活動していることです。
現在も電気設備の保安業務を行っており、公式サイトでは最新のCMや動画も公開されています。
私の中では、いつの間にか見なくなった懐かしいCMという印象でしたが、組織自体はしっかりと今も動き続けていたのです。
おわりに
今回は関西電気保安協会について振り返ってみました。
大阪には、このように
「内容は忘れたのに名前だけは覚えている」
という不思議な存在が少なくありません。
以前紹介した
「ク〜ラ〜レ〜白鷺〜」
「ハナテン中古車センター♪」
「はぎや整形(泉の広場を上がったらすぐ…)」
も、その代表例です。
大阪ローカルCMや企業の記憶をたどっていくと、その時代の空気まで思い出せるのが面白いところです。
そして今回改めて感じたのは、関西電気保安協会の凄さではなく、何十年経ってもメロディーだけは忘れない人間の記憶の不思議さでした。
今でも、
「かんさい〜♪」
と聞くと、
条件反射で続きを歌ってしまう大阪人は少なくないのかもしれません。





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