週3日だけ働く生き方・フリーランスの独立・法人経営・不動産賃貸業・メンタルヘルス・大阪ローカルの不思議など、実体験から発信するブログです。働き方に悩む人の道しるべに。

記憶からも現実世界からも消えた…カルフール光明池店のこと

大阪南部

はじめに

光明池には、子どもの頃から馴染みの商業施設があります。

ダイエー。そしてサンピア

私自身、子ども時代から現在まで、何度も足を運んできました。

特にダイエー光明池店には、少し特別な思い入れがあります。

実は、私の父親が店長をしていた時期があったからです。

買い物をした記憶。店内を歩いた記憶。家族との思い出。

光明池のダイエーは、私にとって単なるスーパーではありません。

今でも、光明池には、たまに出向いて買い物してます。

そんな光明池ですが、今振り返ると不思議な存在があります。

それがカルフールです。

確かに存在していたはずなのに、なぜかほとんど記憶に残っていないのです。

光明池の風景

私は昔から光明池(の池)が好きでした。

泉北ニュータウンの街並みの中に突然現れる巨大な池。

子どもの頃から何度も見てきた景色です。

池の周囲を車で走るだけでも、なぜか落ち着きます。

季節によって表情も変わります。

風のない日は水面が静かに広がり、夕方になると空の色が映り込みます。

泉北ニュータウンには多くの団地や商業施設がありますが、光明池ほど印象に残る風景はそう多くありません。

そして、その池の近くにカルフールがあったはずなのです。

黒船襲来

当時、カルフールは大きな話題でした。

フランスからやってきた世界的な大型スーパー。

流通業界の「黒船」とまで呼ばれていました。

テレビや新聞でも頻繁に取り上げられていた記憶があります。

私も「光明池にカルフールができるらしい」という話は覚えています。

しかし、不思議なことに、それだけなのです。

店内を歩いた記憶がありません。

何かを買った記憶もありません。

どんな売場だったのかも思い出せません。

存在だけは知っている。

ただ思い出はない。

そんな不思議な施設でした。

なぜ記憶に残らなかったのだろう

考えてみると、当時の光明池にはすでにダイエーもサンピアもありました。

日常の買い物はそれで十分でした。

私自身も、光明池へ行けば自然とダイエーやサンピアへ向かっていました。

一方、カルフールは少し離れた場所にありました。

車で行く大型店舗という印象です。

話題にはなっていましたが、私の日常生活の中には入り込んでこなかったのかもしれません。

だから存在は覚えていても、体験としては残らなかった。

そんな気がしています。

カルフールからイオンへ

その後、カルフールは日本市場から撤退しました。

カルフール光明池店もイオン光明池店へ引き継がれます。

当時は「さすがにイオンになれば安泰だろう」と思っていました。

しかし、そうはなりませんでした。

駅前には昔からダイエーがあります。

サンピアもあります。

さらに周辺には新しい商業施設も増えていきました。

結果として、イオン光明池店も閉店してしまいます。

カルフールが消え、イオンも消えた。

今振り返ると、なかなか激しい変化だったと思います。

現在の跡地

現在、その広大な跡地の一部にはマンションが建っています。

かつて巨大な売場だった場所が住宅地へ変わりました。

時代の流れなのでしょう。

ニュータウンそのものが高齢化し、人口構成も変わっています。

買い物の仕方も変わりました。

ネット通販も普及しました。

商業施設も生き残りをかけて姿を変え続けています。

そう考えると、カルフールが消えたことも特別な話ではないのかもしれません。

跡地では新たな商業施設の整備も進んでいるようです。

ただ、私にとっては今でも「あそこはカルフールがあった場所」という認識のままです。

記憶に残るもの、残らないもの

しかし、私が面白いと思うのは別のことです。

カルフールは全国ニュースになるほど話題になりました。

イオンも日本最大級の流通企業です。

それなのに、私の記憶にはほとんど残っていません。

一方で、父が店長をしていたダイエーのことは今でも覚えています。

子どもの頃に歩いた店内のことも覚えています。

焼きそばやクレープ、たこ焼きがワンストップで食べられる画期的な食事場所もありました。(今で言うフードコート)

当時はまだ「フードコート」という言葉も一般的ではありませんでした。

書店もありました。

佐山タイガーの特集号のプロレス雑誌を買った記憶もあります。

結局、人は建物を記憶しているのではないのでしょう。

自分との関わりを記憶しているのです。

どれだけ大きな商業施設でも、自分の物語がなければ記憶には残らない。

逆に、何気ないスーパーでも、自分や家族の思い出があれば何十年経っても忘れない。

そんな気がしています。

おわりに

光明池のカルフールは消えました。

その後のイオンも消えました。

そして気が付けば、私の記憶の中からも消えかけています。

残っているのは「そういえば、そんな店があったな…」という曖昧な感覚だけです。

しかし、巨大な光明池だけは今も残っています。

商業施設は入れ替わる。店の名前も変わる。街も少しずつ変化する。

それでも、子どもの頃から見てきた光明池の水面は、今も変わらずそこにあります。

だから私は、あの池を見ると落ち着くのかもしれません。

そして、カルフールのことを思い出そうとしても思い出せない自分に、少しだけ不思議な気持ちになるのです。

▼最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事が少しでも参考になりましたら、応援クリックをいただけると、とても励みになります

にほんブログ村 ライフスタイルブログ フリーランス生活へ
にほんブログ村



Posted by かずきび47