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「ハローサイクル、ハロー青春!」関西サイクルスポーツセンターと滝畑ダムの記憶

大阪南部

はじめに

「ハローサイクル! ハロー青春! 関西サイクル〜♪  スポーツセンター〜♪ 」

子どもの頃、テレビから何度も流れていたこのCM曲。

大阪南部で育った人なら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

関西サイクルスポーツセンター、私も、子どもの頃、両親に連れて行ってもらいました。

そして学生時代には、友達とキャンプ場のような場所でバーベキュー。

さらに親になってからは、自分の子どもと何度も訪れました。

今回は、そんな「関西サイクルスポーツセンター」と、そのさらに奥にある滝畑ダム」について、記憶をたどってみたいと思います。

「体力系遊園地」だった関西サイクルスポーツセンター

今振り返ると、関西サイクルスポーツセンターは「遊園地」というより「体力系レジャー施設」だった気がします。

なにしろ「自転車をこぐ!」

ひたすら、こぐ。

しかも山の中なので、坂が多い。

普通の遊園地のように「乗せてもらう」だけではなく「自分で動かす」アトラクションが多かった印象があります。

変わり種自転車の記憶

特に印象に残っているのが、変わり種自転車です。

・てんとう虫の形をした自転車
・みんなでこぐ大型自転車
・上空を走るサイクルモノレール

など。

普通の遊園地にはない、不思議な乗り物ばかりでした。

上空を自転車で移動するモノレールのような乗り物は、少し下を見下ろす感じがあり、

「楽しいけど、ちょっと怖い」

そんな感覚だった記憶があります。

さらに、自分でペダルをこぐことで、どんどん上昇していく塔のようなアトラクションもありました。

子ども心に、かなりスリルがあった記憶があります。

記憶に残っているのは「自分」より「子ども」

不思議なのですが、今となっては、子どもの頃に自分が何に乗ったのかは、あまり細かく覚えていません。

ただ、自分の子どもと一緒に、

・変わり種自転車
・大型自転車
・モノレール自転車

などに乗った記憶の方は、かなり鮮明に残っています。

子どもが笑っていた風景。

坂道で汗をかきながら移動した記憶。

そういうものの方が、強く残るのかもしれません。

「大阪なのに空が広い」

関西サイクルスポーツセンター周辺には、独特の空気があります。

大阪なのに、空が広い。

これは最近感じている、大野池、鶴田池、信太山…

周辺の空気とも少し似ています。

大阪というと、建物、ビル、商店街、密集地…

のイメージがあります。

しかし、河内長野の山側へ入っていくと、

急に、山、緑、坂道、広い空…が現れる。

どこか「大阪の余白」のようなものを感じるのです。

滝畑ダムに感じた「大阪の南の果て」

そして、そのさらに奥にあるのが滝畑ダム」です。

私は遠足でも行ったことがあります。

巨大で、静かで、少し怖かった。

光明池と形は少し似ているのですが、

光明池が「広い」という印象だったのに対して、

滝畑ダムは「暗い」「深い」「山奥」という印象の方が強かったです。

子どもの頃は「大阪の南の果て」のような場所に感じていました。

「この道を進むと、どこへ行くのだろう」

大人になってから、ふと好奇心が湧いたことがあります。

「滝畑ダムをさらに南へ進むと、どこへ行くのだろう?」

ということです。

そこで、軽自動車で、さらに南下してみました。

すると、木の枝が当たるような細い山道。

「本当に車で進んで大丈夫なのか…?」

と不安になるレベルです。

対向車が来たらどうするのか。

本当に和歌山へ抜けられるのか。

恐る恐る、私は、かなり時間をかけて進んでいきました。

山を抜けた先にあった紀ノ川

すると突然、視界が開けました。

和歌山県側の国道。

そして、紀の川です。

「あ、本当に和歌山へ抜けたんや…」

そんな妙な感動がありました。

今ならGoogleマップですぐ分かる話なのですが、実際に自分で山を越えて到達すると「大阪を抜けた感覚」が強く残るのです。

大阪南部には「余白」が残っている

今振り返ると、河内長野〜滝畑方面には、大阪では珍しい「余白」が残っている気がします。

山、ダム、池、ニュータウン、広い空…

それらが混ざり合い、独特の風景を作っている。

そして、その空気の中に、関西サイクルスポーツセンターのような、少し昭和っぽいレジャー施設が、今も残っているのです。

おわりに

関西サイクルスポーツセンター。

子どもの頃は、親に連れて行ってもらう場所でした。

学生時代には、友達とバーベキュー。

そして親になってからは、自分の子どもと一緒に遊ぶ場所になりました。

不思議なことに、今では、自分が遊んだ記憶より、子どもが楽しそうにしていた風景の方を、強く覚えています。

そして、そのさらに奥にあった滝畑ダムの静けさも、なぜか今でも記憶に残っています。

あのあたりには

「大阪なのに空が広い。」

そんな、不思議な空気が確かに存在していた気がするのです。

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Posted by かずきび47