なにわの海の時空間…大阪南港に浮かんでいた球形ドームの記憶

大阪南港の海の上に、ぽつんと浮かぶ丸いドーム。
ガラスの回廊のような通路を歩いて、その球体の建物へ入っていく。
そんな少し不思議な博物館が、かつて大阪にありました。
「なにわの海の時空間」です。
この言葉を聞いて覚えている人は何人いるでしょうか。
私自身、今、自分の記憶が消える前に、頭の中を振り絞って書いています。
この「なにわの海の時空間」という施設、今はもうありません。
ただ、私は、確かに過去、誰かと一緒にそこへ行った記憶があるのです。
※おそらく、現在の妻だと思うのですが…
間違っているとややこしいので、このあたりにとどめたいと思います。
「なにわの海の時空間」とは?
なにわの海の時空間とは、大阪南港咲洲地区にあった大阪市立の博物館でした。
船舶や海運、海洋をテーマとしていて、2000年から2013年まで、およそ13年間開業していました。
ただ、開館より、来場者数は思っていたように伸びず、毎年数億円の赤字を計上していました。
昔の大阪市の箱物行政・放漫財政の悪い代表例とまで言われるようになっていました。
橋下徹氏が大阪市長になった時代に、コストカットの一環で施設の廃止が決定したのです。
売却先もなかなか決まらずに、長らく大阪最後の負の遺産とまで呼ばれていた記憶があります。
私の「なにわの海の時空間」の思い出
この「なにわの海の時空間」ですが、場所は、2025年大阪・関西万博の会場となった夢洲(ゆめしま)から海を挟んで1キロの場所にありました。
今でこそ、ベイエリアは賑わってきた印象ですが、当時はやはり埋立地・人工島としてのイメージが強かったです。
何もなかった海の上に、球形・ドーム状の屋根。
彼女?と並んで、球形・ドーム状の施設につながっている静かな回廊を歩きました。
ドームの中には、海にちなんだものが、いろいろ展示されていたような気がするのですが、全く思い出せません。
屋内には、大きな船(菱垣廻船)があり、それを2人で見て回った記憶は、かすかに残っています。
どなたか、内部構造を覚えている方がいらっしゃれば、逆に教えて欲しいくらいです。
海の時空間の現在:2025年大阪・関西万博を機に生まれ変わり
前述の通り、なにわの海の時空間は、2025年大阪・関西万博の会場の対岸に位置します。
この万博を機に、観光スポットとして、再生が進められているようです。
2025年より
「THE JEWELRY(ザ ジュエリー)」
という名称のイベントスペースとして再活用が始まっている様です。
夜間には、ドーム全体を美しく照らし、大阪ベイエリアの新たなランドマークとして活用されるようです。
ドーム内でもアートイベントなどが開催されているようです。
ただ、常時開催ではないらしく、まだまだ発展途上のようです。
2025年の大阪・関西万博も終わり、大阪ベイエリアの再開発はこれからも続いていきます。
この再開発とともに、この球形・ドーム状の空間も復活してくれることを願っています。
そして、私の「なにわの海の時空間」との思い出も色褪せない様、たまには、ベイエリアにも足を運び、記憶を少しずつ呼び戻したいと考えています。
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