ノーベル賞受賞者に学ぶ、長期的視点の重要性と投資への応用

2025年10月15日副業

早いもので、今年もノーベル賞の発表の時期がやってきました。

今年は、

・大阪大学の坂口志文特任教授がノーベル生理学・医学賞
・京都大学の北川進特別教授がノーベル化学賞

を受賞されました。

本当に、おめでとうございます。

お二人におかれましては、我々には理解できないような、長年のご苦労や批判などもあったと思われます。

ただ、長年の苦難を乗り越えて、日の目を見て、本当によかったと思っています。

長期的視点の欠如

ノーベル賞を受賞した方々は、見事に日の目を見ることができました。

ただ、日本には日の目を見ない研究・研究者のほうが圧倒的に多いことも事実です。

いつ結果の出せるか分からない研究よりも、短期的な成果を求め、実用化を重視する傾向にあるためです。

企業との共同研究もそうですし、若者のタイパとかコスパとか、まさに短期的思考の象徴です。

就職氷河期時代以降30年、家計経済に発展はなく、生活に余裕のない人が増えました。

自由化・多様化が進み、少子高齢化や働き方改革、コンプライアンスの浸透が進みました。

これには正の側面もあるのですが、負の側面も持ち合わせています。

ノーベル賞受賞者のほとんどの方が口にするのは

”基礎研究を大切にして欲しい。長期的な観点で予算を配分し、きちんと評価してほしい”

というものです。

この叫びは悲痛なものだと思います。

みんながみんな、ノーベル賞をとることを目標としているわけではありません。

ただ、日本全体として、長期的な視点が欠如してきているのは現実なのでしょう。

投資の世界でも長期的視点を

少し視点を変え、投資の世界にも目を向けてみましょう。

暗号資産(仮想通貨)、FX、短期トレードなどで、短期的に儲けよう!

みたいな書籍には溢れかえってます。

これも、今すぐに儲けたいという典型的な短期的思考です。

先ほどのノーベル賞同様、この短期的思考も非常にリスクが高いです。

この思考、もしくは不勉強で、ボーナスや退職金などを溶かした人のどんなに多いことか…。

そこで、私は以前、下記の記事を書きました。

簡単に言えば、私の投資方針は下記であることを書いてます。

・長期積立インデックス投資をセットした後は、ほぼ放置する
・リスク資産に回せる割合は「100歳ー年齢(%)」としてリバランスする
・安易に政治的・経済的なイベントに乗っからない
・銘柄だけでなく時間分散を意識する(時間を味方につける)
・ペーパーアセット(円)だけでなくペーパーアセット(外貨)やハードアセット(実物不動産)も視野に入れる

一喜一憂することなく、長期的視点を念頭に置いていることが分かります。

私の言葉で言えば、

”投資は空気のようなもの”

となります。

このため、私自身、ブログ等で、面白い情報を発信できない悩みがある…

という記事でした。

ただ、この長期的視点で時間を味方につけることこそ、ほぼ何もすることなく、自然とお金が蓄積されていく秘訣だと確信しています。

※敢えて、短期的視点の象徴である「儲かる」という表現は避けています。

参考書籍の紹介

私の投資方針は上記に書かせていただいた通りです。

ただ、今回は、私の投資方針以上に、理論的かつ論理的に整理してくれている良書を紹介させていただきたいと思います。

2年ほど前の書籍にはなりますが、考え方については、現在含め、未来永劫、通用するものです。

今すぐに大儲けしようとする方法ではありません。

時間を味方につけて、長期インデックス投資を始めたい方、とくに若い方は、ぜひ一読されることをオススメします。

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興味のある方は、上記の書籍と合わせて、一読されてみてはいかがでしょうか。

興味がある方はこちらもどうぞ。
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Posted by かずきび47